Guardian Industries Corporation 2009年12月期までの動向
ハイライト
会社設立
-2009年3月、グループ内の自動車内装事業を統合した新会社「SRG Global」を設立。SRGは自動車メーカーに樹脂部品を供給する。新会社に移行したのは、Guadian Automotiveの内装事業と、子会社のSiegel-Robert Automotive。また、Guardian Automotiveの欧州子会社で内装部品メーカーのLab Radioもこの新会社に組み入れた。SRGは米国ミシガン州Warrenに本社を置き、米国、スペイン、中国に計11工場を所有。また、中欧およびメキシコでの拠点開設も計画している。(2009年3月3日付プレスリリースより)開発動向
開発動向
レイン & ライトセンサー (Rain & Light Sensor)-センサーが雨や車外の明るさを検知し、自動的にライトやワイパーを作動。雨の強度(霧雨から土砂降りまで)や暗さ(夕暮れ、暗闇など)に応じて、ワイパーの速度やライトを自動調整できるため、ドライバーはハンドルから手を離す必要がない。
SilverGuard IRR フロントガラス (SilverGuard IRR (Infrared Resistant) Windshields)
-フロントガラスから入る太陽光による熱を遮断し、車内の快適性を向上。
-HVACシステムへの依存度を下げ、省燃費、低排出に貢献。
G-Coat
-クロムめっき面用高密着性塗装技術(特許取得済み)。あらゆるクロムめっき樹脂部品にカスタマイズした着色を可能とする。
設備投資
海外投資
<メキシコ>-2005年6月、同社にとって24番目のフロートガラスの工場がメキシコ市El Marquesに竣工した。工場の場所はメキシコ市の北に位置するQueretaro州であり、同社が投資した金額は120百万米ドル。新工場の従業員数は300名。建築および自動車用フロートガラスの1日あたりの生産量は650トンが計画されている。
<アラブ首長国連邦>
-2007年、アラブ首長国連邦Ras Al Khaimahのフロートガラス生産工場が稼動開始。
-2006年2月、Saudi Guardian International Float GlassとNational Company for Glass IndustriesおよびAl Zamilグループは、ドバイの北100キロに位置するアラブ首長国連邦Ras Al Khaimahにおいてフロートガラス生産の新工場建設の起工式を行った。この新工場は中近東地域における重要増加に応えることを目的としてSaudi Guardian International Float Glassの供給体制強化を図るもの。
<ロシア>
-2006年、ロシアRyazanにフロートガラス工場を開設。