Sanluis 2007年度(2007年12月期)の動向
ハイライト
業績
(単位:百万米ドル) | 2007年 | 2006年 | 増減率(%) | 要因 |
連結 | ||||
売上高 | 717.6 | 614.9 | 16.7 | - |
部門別売上 | ||||
サスペンション | 596 | 517 | 15 | (1) 参照 |
ブレーキ | 122 | 98 | 24 | (2) 参照 |
(1)サスペンション
<北米>
-リーフスプリングとコイルスプリングの2007年度に立ち上げた製品は7点で、6社に納入された。売り上げ金額は41.5百万ドル。さらに、6企業との間で、リーフスプリングとコイルスプリングの契約ないし覚書を締結。年間売上ベースでは103百万ドルが期待される。うち、19百万ドル相当は新規契約となる。
<ブラジル>
-2007年度は163百万ドルの売り上げ(2006年比26%増)を達成。これはブラジルにおける最高の売上金額。背景には、Rassini-NHK Autopecas (RNA)社の高い市場占有率、需要増,新型ユーザークレジットの導入、対米ドルのブラジル通貨高などがあげられる。
-同年度にはRNA社は、2件の乗用車用コイルスプリングの供給契約を締結。これらのモデルはそれぞれ2009年と2011年に生産立ち上がりの予定。この契約により最大年間700,000個の追加生産が期待される。
-リーフスプリングの生産ライン第一次拡張により、ニューマティックサスペンション用エアリンクの欧州市場への輸出が開始された。
(2)ブレーキ
-ブレーキ部門は対前年比で24%増加となる、122百万ドルの売上を達成。米国で大きな成長をとげたクロスオーバー車の市場拡大が背景となり、13の新規プラットフォームに同社製品が採用されたことが主たる要因。
-同年度に加工されたディスクとローターの数は対前年比で44%増となる520万個。これは、新規プラットフォームの立ち上がりによるもの。
開発動向
研究開発体制
-Plymouth(米国・ミシガン)のテクニカルセンターに、45名の営業・技術スタッフを配置。
-メキシコ及びブラジルの製品開発研究所と協力しながら、Plymouth拠点が将来の製品設計とサポートの基準となる新技術と技術的取り組みの方向性指示を担当。
製品開発
-SDI専門チームは引き続き活動に従事。事業名もQuadratech1と命名。2007年度にはその第2段階を終了し小型トラック用のOEMに向けて試作段階に入った。
-2件のプラットフォーム用に新規金属加工を開発。この金属の特製は、優れた減衰効率を有し、ブレーキシステムの騒音低減の効果をもたらす。さらに、同社はニュートラルフリークエンシーを保つことができる高圧抵抗メタルを開発し、ブレーキシステムのリスポンスを改善できた。
-Plymouth(米国・ミシガン)のテクニカルセンターに、45名の営業・技術スタッフを配置。
-メキシコ及びブラジルの製品開発研究所と協力しながら、Plymouth拠点が将来の製品設計とサポートの基準となる新技術と技術的取り組みの方向性指示を担当。
製品開発
-SDI専門チームは引き続き活動に従事。事業名もQuadratech1と命名。2007年度にはその第2段階を終了し小型トラック用のOEMに向けて試作段階に入った。
-2件のプラットフォーム用に新規金属加工を開発。この金属の特製は、優れた減衰効率を有し、ブレーキシステムの騒音低減の効果をもたらす。さらに、同社はニュートラルフリークエンシーを保つことができる高圧抵抗メタルを開発し、ブレーキシステムのリスポンスを改善できた。