GRUPO KUO, S.A.B. de C.V. (旧 DESC, SA. De CV) 2018年12月期の動向
業績 |
(百万メキシコペソ) |
2018年12月期 | 2017年12月期 | 増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 27,282.2 | 24,473.3 | 11.5 | 1) |
営業利益 | 3,639.0 | 3,721.2 | (2.2) | - |
自動車部品 | ||||
-トランスミッション事業部 売上高 | 4,131.7 | 4,248.9 | (2.8) | 2) |
-アフターマーケット事業部 売上高 | 3,083.2 | 3,008.4 | 2.5 | 3) |
自動車部品 売上高 | 7,214.9 | 7,257.3 | (0.6) | - |
要因
1) 売上高
-2018年12月期の売上高は前年比11.5%増の27,282.2百万メキシコペソ。消費財および化学製品部門の売上増が好調の要因となった。
2) トランスミッション事業部
-2018年12月期のトランスミッション事業部の売上高は前年比2.8%減の4,131.7百万メキシコペソ。マニュアルトランスミッションの需要減によりマイナス成長となった。
3) アフターマーケット事業部
-2018年12月期のアフターマーケット事業部の売上高は前年比2.5%増の3083.2百万メキシコペソ。主にメキシコでのブレーキおよびパワートレイン製品の需要増が売上増に寄与した。
受注
-Chevroletは、独自のデザインと新機能を搭載した2019年型「Camaro」を発表。「Camaro」Turbo 1LEバージョンに同社のTremec 6速マニュアルトランスミッションとトラック対応の性能を強化するシャシーパッケージが採用された。(2019年4月9日付プレスリリースより)
研究開発拠点
-同社のトランスミッション事業部はベルギーおよびメキシコに研究開発拠点を保有している。
研究開発活動
-新規受注契約に基づき、次世代デュアルクラッチトランスミッション技術を開発、試作品を製造している。
-メキシコと中国の液状ゴム、ニトリルゴム事業を合弁会社Dynasolへ譲渡したことにより、高性能タイヤへの集中を強化。
製品開発
次世代デュアルクラッチトランスミッション
-2016年から2020年にかけて、次世代デュアルクラッチトランスミッションの開発に150百万ドルを投資する。開発プロセスはテスト段階で、商品化は2019年を見込む。
設備投資額 |
(百万メキシコペソ) |
2018年12月期 | 2017年12月期 | 2016年12月期 | |
自動車部品 | 1,126.5 | 990.1 | 364.6 |
化学製品 | 386.2 | 389.3 | 227.3 |
消費財 | 2,001.4 | 1,919.6 | 871.1 |
その他 | 23.5 | 1.3 | 1.4 |
合弁事業を除く | (415.3) | (304.2) | (268.8) |
合計 | 3,122.2 | 2,996.2 | 1,195.5 |
国内投資
-2018年、生産性と品質向上を目指しメキシコCelayaのアフターマーケット製品工場を拡張。拡張は8000平方メートルに及び、主にブレーキ部品を製造。
海外投資
<米国>
-2018年、米国ミシガン州Novi拠点を拡張。拡張により高性能トランスミッションおよびトランスミッション部品の設計、開発、製造を強化。