万都_2007年12月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万ウォン) |
- | 2007年12月期 | 2006年12月期 | 増減率 |
売上高 | 1,674,378 | 1,582,264 | 5.8% |
営業利益 | 68,736 | 88,311 | (22.6%) |
純利益 | 120,951 | 82,868 | 46.0% |
韓国動向
韓国北部の江原道 原州市は、新たな戦略産業として自動車産業の育成に乗り出し、自動車部品の工業団地を造成すると発表。原州市に位置する万都のステアリング工場に隣接した土地一帯に、42万平方キロメートル規模の工業団地を建設する。2009年上半期に工事を着工、2011年末までに建設を完了させる予定で、投資総額は625億ウォンに上る。70社を超える同社の協力会社のうち、相当数が同団地への移転を計画しており、自動車部品専用団地として韓国最大の規模となる模様。(2007年12月20日付プレスリリースより)
2007年4月17日から2日間にかけてGM大宇の富平(Bupyeong)工場で開かれた、部品展示会「GMテックワールドショー」に参加。これは、GMの購買担当者や技術者が各部品メーカーのブースを訪問、原価低減のための新技術を評価した上でサプライヤーを決定するもの。2007年に出展を認められたのは審査を通過した8社のみ。同社は2001年、韓国のサプライヤーとして初めてGMにコア部品を供給。2003年からは4年連続で、品質・サービス・技術力・価格の4部門にてGMから最優秀サプライヤーに選定されている。(2007年4月20日付プレスリリースより)
海外動向
同社経営陣は、2007年12月13日から14日にかけて中国・広東省を訪問し、 同社の広州進出に関して広州汽車集団および傘下の部品メーカーである広州汽車集団零部件の経営陣と会談を行った。中国における同社の生産拠点は北京、天津、蘇州、哈爾浜(ハルビン)の4ヶ所で、南方地域には未だ工場を保有していない。同社は同集団の協力の下、ブレーキ・ステアリング・サスペンションの生産・販売拠点を広州市に設立する計画。(2008年1月3日付プレスリリースより)
開発動向
研究開発体制
拠点名 | 所在地 | 研究内容 |
器興(Giheung) システム研究所 |
京畿道 龍仁(Yong-in)市 |
-ハイブリッド技術 -統合安全システム開発 -運転手サポートシステム開発 -コア電子技術開発 |
平澤(Pyeongtaek) 試験評価研究所 |
京畿道 平澤(Pyeongtaek)市 |
-実車試験評価技術 開発 -材料技術 -NVH(Noise, Vibration, Harshness) -生産技術 -CMMI |
2003年6月、中国の北京市に研究開発拠点「万都(北京)汽車部件開発中心有限公司」[Mando(Beijing) Automotive Components R&D Center Co.,Ltd.]を設立。また、上海市にも開発拠点(Mando R&D Shanghai Branch)を保有している。