盟和産業 (株) 2010年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2010年
3月期
2009年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 15,537 18,565 (16.3) -第2四半期以降、エコカー減税や新車購入補助金等の需要喚起の効果により売上が回復してきたものの、第1四半期の落ち込みを挽回出来ずに減少。
営業利益 107 (301) - -
経常利益 41 (468) - -
当期純利益 (1,808) (678) - -
自動車部品事業
売上高 14,830 17,241 (14.0) -
営業利益 40 (382) - -

会社設立

-中国広東省に自動車内装部品の製造・販売の子会社を設立すると発表した。華南地区の日系メーカーへの供給体制を強化することを目的としたもので、同社として二つ目の中国生産拠点となる。設立するのは盟和(佛山)汽車配件有限公司で、広東省佛山市に本社・工場を置く。工場の敷地は2万平方メートル、建物面積は5千平方メートル。7月に設立、2010年11月に生産を開始する。(2009年7月16日付日刊自動車新聞より)

事業再編

-連結子会社の盟伸工業(株)を清算すると発表した。昨今の厳しい事業環境により、事業継続は困難と判断したという。盟伸工業は長野県に本社を置き、自動車内装部品の仕上加工を行っている。2009年12月に清算を完了する予定。(2009年8月18日プレスリリースより)



2011年3月期の見通し

(単位:百万円)
2011年3月期 2010年3月期 増減率(%)
売上高 17,300 15,537 11.3
-自動車部品事業 16,115 14,830 8.7
営業利益 280 107 161.7
経常利益 170 41 314.6
当期純利益 60 (1,808) -

海外事業方針

大連盟和化工製品有限公司
-ビジネスモデルの転換
-自動車部品事業の売上シェア95%
-年間売上10億円規模

盟和(佛山)汽車配件有限公司
-2010年11月主力製品メイトーン生産開始
-2013年には年間売上10億円規模へ

-海外売上拡大に向け、アセアン・インド等への販路拡大検討

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
全社 84 N.A. N.A.
自動車用部品部門 35 32 84

研究開発活動

自動車部品部門
コスト低減、軽量化と高剛性の両立、商品性の向上、環境への取り組みをテーマとして以下の研究開発活動に取り組む。
-メイトーン製品の商品力向上
-軽量、高剛性、低価格化のデッキボード開発
-マット製品の商品性向上と低価格化の取り組み
-材料メーカーとの連携強化による共同開発 新素材及び発泡技術の活用、用途開発
-環境負荷の低減に向けたリサイクル技術向上及びバイオ材導入の取り組み
-新規部位参入への研究開発

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
全社 926 1,388 1,108
自動車部品事業 913 1,385 1,099

-自動車用部品部門は、主として、既存の工場における新規受注製品のための生産設備及び型設備の取得であり、生産能力の増強、合理化及び更新などを目的に実施。

設備の新設

(2010年3月31日現在)

会社名/
事業所名
所在地 設備の内容 投資予定
総額
(百万円)
着手年月 完了予定
年月
盟和(佛山)汽車配件有限公司
[Meiwa (Foshan) Automobile Parts Co., Ltd.]
中国
広東省
工場建物新設
メイトーン設備移設等
405 2009年
12月
2010年
10月
甲府工場 山梨県
中巨摩郡
トランク内装品製造設備 54 2009年
6月
2010年
6月