業績

(単位：百万円)

	2013年 10月期	2012年 10月期	増減率 (%)	要因
全社
売上高	164,956	139,687	18.1	国内はエコカー補助金終了の影響を受けるも、その他地域における販売が好調に推移。
営業利益	13,877	11,517	20.5	-
経常利益	17,089	12,430	37.5	-
当期純利益	10,623	6,753	57.3	-

新会社

-ロシアのサマラ州に子会社｢HI-LEX RUS LLC｣を設立すると発表した。自動車用のコントロールケーブルおよびウィンドレギュレーターの製造・販売を行う予定。資本金は160百万ルーブル (約4億円) で、同社が90%を出資する。2015年5月に生産を開始し、主にAvtoVAZに納入する予定。2016年の売上高は882百万ルーブル (約2,500百万円) を見込んでいる。(2012年12月14日付プレスリリースより)

2014年10月期の見通し

-同社は2014年10月期の売上高を176,800百万円と予想。同営業利益は、15,520百万円。

>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)

研究開発費

(単位：百万円)

	2013年10月期	2012年10月期	2011年10月期
日本	881	472	558
北米	252	248	249
中国	311	150	-
アジア	186	156	163
合計	1,632	1,028	971

研究開発体制

<日本>
-日本においては、以下グループおよび拠点が研究開発を担当し、自動車関連、産業機器および住宅設備関連の新素材、新技術、新製品の開発を中心に実施。

• 研究開発グループ
• システム設計グループ
• ケーブル設計グループ
• 宇都宮技術センター

<北米>
-HI-LEX Controls Inc.のオートモーティブセンターが担当し、主に北米の自動車関連業界の顧客を対象とした、新技術、新製品の開発を実施。

<中国>
-重慶海徳世拉索系統集団有限公司 [Chongqing HI-LEX Cable System Group Co. Ltd.] が、主に中国の自動車関連業界の顧客を対象とした、新技術、新製品の開発を実施。

<アジア>
-大同ハイレックス株式会社が、主に自動車関連のドアモジュール製品を中心としたシステム製品の新技術、新製品の開発を実施。

<欧州>
-HI-LEX Europe GmbHが、欧米メーカーのグローバル車種向けの設計、実験を実施。

研究開発活動

新素材
-車室内の静粛性を高めるため、潤滑性および防振性の優れる樹脂材料を用いて振動騒音低減を図るケーブルの開発。

新技術
-高性能なケーブル、軽量化に特化した素材・構造の開発、システム製品に適用する各種センサーの開発。

新製品
-商用トラック向けの電動パーキングブレーキシステムを開発し、市場導入を果たした。
-安全性、利便性、デザイン性を高めた新構造のパワーリフトゲート、パワースライドドアシステムの開発。

設備投資額

(単位：百万円)

	2013年10月期	2012年10月期	2011年10月期
日本	2,038	1,251	682
北米	1,986	1,414	1,119
アジア	1,441	1,239	1,487
中国	1,848	720	463
欧州	400	230	74
合計	7,715	4,855	3,826

-生産拡大および合理化を目的に設備投資を実施。

-2013年10月期に増加した主要な設備として、HI-LEX Mexicana, S.A. de C.V.の新工場等が挙げられる。

設備の新設計画

(2013年10月31日現在)

会社名 事業所名 (所在地)	内容	予定金額 (百万円)	着手	完了	完成後の 増加能力
HI-LEX India Private Ltd. チェンナイ工場 (インド タミルナドュ州)	工場新設および生産設備他	948	2013.11	2014.12	150%増加
Daedong HI-LEX of America Inc. 本社工場 (米国アラバマ州)	工場拡張および生産設備他	528	2013.10	2014.03	-
重慶海徳世拉索系統集団有限公司 [Chongqing HI-LEX Cable System Group Co. Ltd.] 本社工場 (中国重慶市)	工場拡張および生産設備他	1,151	2012.08	2014.10	170%増加
長春海徳世拉索系統集団有限公司 [Changchun HI-LEX Auto Cable System Co. Ltd.] 本社工場 (中国長春市)	工場拡張および生産設備他	686	2013.10	2014.10	640%増加