(株) ハイレックスコーポレーション 2011年10月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2011年
10月期
2010年
10月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 125,098 128,670 (2.8%) 1)
営業利益 9,182 12,078 (24.0%) -
経常利益 9,907 12,407 (20.1%) -
当期純利益 5,798 7,522 (22.9%) -

要因
1)
コントロールケーブル
-国内の販売が減少する一方で、北米子会社での販売増加が為替の影響により目減り。

ウインドレギュレータ
-国内および中国子会社の販売が減少する一方で、北米子会社での販売増加が為替の影響により目減り。

<日本>
-国内自動車生産台数が大幅に減少したことにより、売上高は前年同期比10.2%減の553億2千9百万円。営業利益は販売の減少により、同19.7%減の50億円。

<北米>
-米国の自動車生産台数が堅調に推移したことにより、売上高は前年同期比0.7%増の415億7千6百万円。営業利益はメキシコ子会社での増産対応への遅れに伴う一過性費用が発生したことにより、同21.8%減の20億7千2百万円。

<中国>
-震災の影響による日系自動車メーカーの生産減少により、売上高は前年同期比1.5%減の214億4千1百万円。営業利益は価格競争の激化により、同24.0%減の19億4千6百万円。

<アジア>
-販売が堅調に推移し、売上高は前年同期比8.0%増の224億6千1百万円。営業利益は日本への製品出荷減少と、インド子会社で増産対応への遅れに伴う一過性費用が発生したことにより、同21.7%減の20億5千3百万円。

<その他>
- 欧州地域においては震災の影響による日系自動車メーカーの減産により、売上高は前年同期比6.7%減の36億8千9百万円。営業利益は同75.6%減の1千4百万円。

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2011年10月期 2010年10月期 2009年10月期
全社 971 696 701

研究開発活動

-ドア開閉システムを更に進化させ、小型・高出力・高耐久の駆動装置を開発し、安全・安心を高めた制御システムを開発。

-ユーザーの走行安全支援システムの一助として電動パーキングシステムを製品化に向け開発。

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2011年10月期 2010年10月期 2009年10月期
全社 3,826 3,066 3,962

-生産拡大および合理化のため、日本で6億8千2百万円、北米で11億1千9百万円、アジアで14億8千7百万円、中国で4億6千3百万円、欧州で7千4百万円の投資を行った。

-今年度増加した主要な設備として、PT. HI-LEX INDONESIAの生産設備、大同ハイレックス株式会社の生産設備および新工場用の土地、DAEDONG HI-LEX OF AMERICA INC.の生産設備等がある。

設備の新設計画

(2011年10月31日現在)
会社名
事業所名
(所在地)
事業部門 内容 予定金額
(百万円)
着手 完了 完成後の
増加能力
PT. Hi-Lex Indonesia
チカラン工場
(インドネシア ブカシ県)
コントロールケーブルおよびウインドレギュレータ他 工場新設
および生産設備他
690 2010.8 2013.2 30%増加
大同ハイレックス
光州工場
(韓国光州広域市)
ウインドレギュレータ他 工場新設
および生産設備他
376 2011.7 2012.2 100%増加