国内事業
福島第二工場の稼動
2006年度末に取得した福島第二工場をエンジンコンポーネント事業および水ポンプ事業の拠点として稼動開始した。

海外事業
海外業務の拡充・強化
アジアおよび欧米で新規受注の拡大を図るとともに、米国でポンプおよびエンジン関連部品工場を稼動。

新規受注活動に対する開発部門の対応
国内外企業からの新規受注品の増加に伴い、ブレーキ・ポンプ等を開発。

研究開発体制
・第一開発部、第二開発部、第三開発部、第四開発部及び実験部により推進。
・研究スタッフは、グループ全社で77名、総従業員の約6%。
・2006年度の研究開発費の合計は929百万円。

ブレーキ部門
・国内トラックメーカー全社のフルエアブレーキシステム化が完了し、大型車用エアウエッジドラムブレーキは車種を増加。
・次期ブレーキとしてのエアディスクブレーキはモジュール化商品として、独自開発のパッド、ロータを含めた信頼性の高い商品を開発中。
・中型車は主要国内メーカー向けに新規ドラムブレーキを開発。
・安全性向上、環境対応、省エネ対応を主眼とした研究・開発に注力し、将来への継承技術を蓄積。
・研究開発費は581百万円。

ポンプ部門
・小型から大型のエンジン用水ポンプと油ポンプの改良・開発を推進。
･国内各OEMの新長期排出ガス規制対応エンジンに関連した水・油ポンプを開発。
・海外の主要エンジンメーカーから新規に水ポンプの開発を受注。
・研究開発費は261百万円。

その他部門
・リターダは排出ガス規制対応エンジンに適した装置として小型、中型、大型トラック・バス用として採用を拡大中。
・リターダのラインアップの充実を図り、適用車種の拡大に向けた開発を実施。
・研究開発費は86百万円。

技術提携を受けている契約(2007年3月時点)

設備投資費