東プレ株式会社2009年3月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万円) |
- | 2009年 3月期 |
2008年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 |
全社 | ||||
売上高 | 81,286 | 93,948 | (13.5) | - |
営業利益 | 5,601 | 8,740 | (35.9) | - |
経常利益 | 6,259 | 8,342 | (25.0) | - |
当期純利益 | 2,829 | 4,023 | (29.7) | - |
プレス関連製品 | ||||
売上高 (外部顧客) |
45,932 | 56,183 | (18.2) | - 年度前半においては輸出車種が順調に売上を伸ばしたことなどにより比較的堅調に推移していたが、第3四半期以降、世界的な景気低迷による自動車メーカー各社の減産の影響により、国内、海外ともに急激に売上が減少。特に米国の深刻な景気低迷による北米工場の不振の影響が大。 |
営業利益 | - | 7,358 | - | - |
国内動向
埼玉県ときがわ町に自動車用プレス部品事業用に工場用地を取得、新工場を建設すると発表した。新工場における総投資額は40億円、敷地面積は4万502平方メートル。2009年8月に操業開始予定。同社では、主力生産拠点である相模原事業所が操業40年を超え、設備や建物のリニューアルが必要となっていた。しかしラインを稼働しながらのリニューアルが困難と判断し、新工場の建設を決めた。(2008年4月19日付日刊自動車新聞より)
開発動向
研究開発体制
開発本部:コア技術を応用した新製品の開発・新規事業化
各事業部:新機能を追求した新製品、新技術の開発活動
研究開発費
2009年3月期の研究開発費は1,038百万円。
プレス関連製品事業
・2010年以降に国内外で適用が始まる新燃費規制による自動車メーカーの強い軽量化ニーズに対応するための技術開発を推進。そのひとつとしてダイクエンチ工法に取り組み、量産ラインの設置を完了し、最終稼働確認を実施中。
・ 確立した高精度な成形シミュレーション技術を新規車種の立上げ実務に適用し、従来よりも短期間で量産化を可能にする効果が得られた。
技術供与契約(2009年3月現在)
開発本部:コア技術を応用した新製品の開発・新規事業化
各事業部:新機能を追求した新製品、新技術の開発活動
研究開発費
2009年3月期の研究開発費は1,038百万円。
プレス関連製品事業
・2010年以降に国内外で適用が始まる新燃費規制による自動車メーカーの強い軽量化ニーズに対応するための技術開発を推進。そのひとつとしてダイクエンチ工法に取り組み、量産ラインの設置を完了し、最終稼働確認を実施中。
・ 確立した高精度な成形シミュレーション技術を新規車種の立上げ実務に適用し、従来よりも短期間で量産化を可能にする効果が得られた。
技術供与契約(2009年3月現在)
相手方の名称 | 国名 | 契約品目 | 契約内容 | 契約期間 |
広州東昇機械有限公司 (Sunrise Machinery Co., Ltd. ) |
中国 | 自動車用プレス製品・金型 | 技術情報の提供及びノウハウの承諾 | 2007年8月31日から 2012年8月30日まで (以降1年毎に自動延長) |
設備投資
設備投資額
2009年3月期は、プレス関連製品事業を中心に全体で 6,854百万円の設備投資を実施。
プレス関連製品事業では、6,242百万円の設備投資を実施。
<同社> 自動車用プレス部品金型を中心に 3,773百万円。
<子会社> 東プレ九州およびTopre America Corporationの自動車用プレス部品の生産設備を中心に 2,468百万円。
設備の新設(プレス関連製品事業)
2009年3月期は、プレス関連製品事業を中心に全体で 6,854百万円の設備投資を実施。
プレス関連製品事業では、6,242百万円の設備投資を実施。
<同社> 自動車用プレス部品金型を中心に 3,773百万円。
<子会社> 東プレ九州およびTopre America Corporationの自動車用プレス部品の生産設備を中心に 2,468百万円。
設備の新設(プレス関連製品事業)
事業所名 | 設備の内容 | 投資予定 総額 (百万円) |
着手 | 完了 予定 |
完成後の 増加能力 |
相模原事業所 (神奈川県、相模原市) |
自動車プレス部品用金型新設 | 3,295 | 2009年 3月 |
2010年 3月 |
同程度 |
広島事業所 (広島県、東広島市) |
|||||
Topre America Corporation 本社工場 (米国、アラバマ州) |
自動車プレス部品用既存工場拡張 | 4,000 | 2008年 3月 |
2009年 12月 |
50%増加 |