自動車部品工業 (株) 2014年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2014年
3月期
2013年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 61,270 57,207 7.1 -主に国内での復興需要および公共事業による需要増が寄与。
営業利益 2,535 2,313 9.6 -売上の大幅な増加による。
経常利益 3,131 3,083 1.6
当期純利益 2,390 1,867 28.0

経営統合

-2013年10月、同社、アイメタルテクノロジーおよびTDFは、共同株式移転による共同持株会社を設立し経営統合。2013年10月1日付で共同持株会社IJTテクノロジーホールディングスを設立し、完全子会社となった。

開発動向

研究開発活動

-開発部門を中心に株式会社ジェイ・ビー・ケー・サービスと連携してパワートレーン各種装置の自動車用関連部品の研究・開発に取り組んでいる。
-先行開発製品の一部についてはいすゞとの共同開発。
-主な研究開発:
  • 中型、小型トラック用各種プロペラシャフト
  • 架装用途に合せたパワー取り出し方式の各種パワーテークオフ
  • 自動車用エンジン部品のロッカーアームおよびフライホイール
  • 海外市場を狙った小型車向けプロペラシャフト、ドライブプレート
  • 低燃費化を狙ったエンジン部品
  • 次世代燃料対応の新型エンジンの評価

製品開発

中・大型トラック用足回りモジュール
-中・大型トラック用足回りモジュールの開発に取り組む計画と発表。傘下のアイメタルテクノロジーの鋳造技術、テーデーエフの鍛造技術と同社の組み立て技術を合わせて、素材から加工、組み立てまでを一貫して行える体制を構築し高付加価値製品を商品化する。モジュール化によって、海外を含めた系列外の商用車メーカー、建設機械メーカーなどへの販売も拡大していく。(2014年2月27日付日刊自動車新聞より)

設備投資

設備の新設計画

-2015年3月期、本社・海老名工場、真岡工場のトラック用部品生産設備、工場耐震補強等に1,550百万円を投じ設備を新設する。