(株) アイメタルテクノロジー 2013年3月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位:百万円) |
2013年 3月期 |
2012年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 48,124 | 52,937 | (9.1) | - |
営業利益 | 606 | 809 | (25.1) | - |
経常利益 | 495 | 702 | (29.5) | - |
当期純利益 | 298 | 248 | 20.2 | -税金費用を控除。 |
経営統合
-同社、自動車部品工業およびTDF (以下3社) は、共同株式移転による共同持株会社 (以下新会社) を設立し経営統合することで合意したと発表した。-新会社の名称は「IJT テクノロジーホールディングス」 (本社:東京港区、資本金:55億円) となり、発行済株式数の約41%をいすゞ自動車が保有、子会社となる予定。
-3社は新会社の完全子会社となる。
-長期的に見て国内では需要の大幅な伸びは見込めず、また、海外においても新興国部品メーカーの台頭や激化する価格競争に対し、3社が個々に持つ経営資源や技術力を集中させ、相互補完することで継続的な事業発展を図る。
開発動向
研究開発費 |
(単位:百万円) |
2013年3月期 | 2012年3月期 | 2011年3月期 | |
全社 | 307 | 313 | 357 |
研究開発体制
-茨城県土浦市と岩手県北上市に技術センターが所在。研究開発活動
基礎研究開発-鋳物主材料である鉄スクラップの材質変化に対応する為、含まれる微量元素の鋳物に与える影響を調査すると共に、材料評価方法の確立およびその対応方法を検討。
-エンジン部品の軽量化を目的とした高強度・耐熱疲労材料の開発とブレーキ部品の鋳造性および切削性の向上を目的とした工法開発を推進。
新製品の開発
-独自開発の高強度高延性材料RD800材を用いた足回り部品の生産種類の拡大、および建機・車両の重要部品である油圧バルブ、タービンハウジングの量産拡大対応。
-軽量化技術確立のため、熱流体解析・応力解析・凝固解析等の3次元解析システムを用いた製品設計と大型ラピッドプロト装置で成型した高精度鋳型を使用し、鋳物部品の大幅な軽量化に貢献。
設備投資
設備投資額 |
(単位:百万円) |
2013年3月期 | 2012年3月期 | 2011年3月期 | |
全社 | 2,200 | 1,300 | 2,400 |
-生産設備の増強、研究開発機能の充実・強化などを行った。