三桜工業株式会社 2009年3月期の動向

ハイライト

業績 (単位:百万円)

2009年
3月期

2008年
3月期

増減率
(%)
要因
全社
売上高 76,199 93,146 (18.2) -主力製品である自動車・輸送機器用配管製品ならびに自動車用樹脂製品は、急激に進んだ生産調整の影響を受け生産が大幅に減少。
営業利益 1,547 5,076 (69.5)
経常利益 950 4,463 (78.7)
当期純利益 271 2,478 (89.0)


国内事業
-完全子会社のマルチプロダクツ工業(茨城県古河市)を2009年3月末で吸収合併すると発表。自動車業界全体の需要減少と生産調整に対応し、効率的な事業運営体制を構築する。マルチプロダクツは配管製品など同社が取り扱う自動車部品のうち、多品種少量生産の製品の生産販売を目的に1990年2月に設立された。(2009年2月26日付日刊自動車新聞より)


受注

-ホンダの新型ハイブリッドカー「インサイト」にフューエルインジェクションレールや集合配管(ブレーキおよび燃料チューブ)などを供給していると発表。(2009年3月23日付プレスリリースより)

開発動向

研究開発費 (単位:百万円)

2009年3月期

2008年3月期

2007年3月期

全社 1,582 1,639 1,539


研究開発活動
自動車部品事業
-従来のスチールチューブの要素技術開発及び応用製品開発だけでなく、軽量化対応として樹脂チューブ、アルミチューブ、ステンレスパイプその他軽量素材を駆使した新製品開発を行っている。

-燃費向上・ローエミッション・FFV車対応製品として、新燃料配管、フューエルインジェクションレール、EGRパイプの生産及び次世代フューエルインジェクションレール、超高圧燃料噴射管の開発。

-ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車の特殊配管および継ぎ手開発を推進。

設備投資

設備投資費 (単位:百万円)

2009年3月期

2008年3月期

2007年3月期

全社 5,789 7,475 6,427
自動車部品事業 5,453 7,019 5,849