原田工業 (株) 2010年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2010年
3月期
2009年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 17,802 21,752 (18.2) -
営業利益 346 (101) - -
経常利益 202 (255) - -
当期純利益 (64) (766) - -
自動車関連機器事業
売上高 17,112 20,758 (17.6) -欧米・日本等での市場の低迷および為替レートの影響等。
営業利益 405 34 1065.6 -海外製造拠点における生産効率向上を目指した合理化対策や、グループ全社をあげたトータル・コスト・リダクション活動の推進。

海外事業

<タイ>
-2009年4月、タイにHarada Asia-Pacific Ltd.を設立。

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

2011年3月期の見通し

(単位:百万円)
  2011年3月期 2010年3月期 増減
売上高 19,500 17,802 1,698
-自動車関連機器事業 18,545 17,112 1,433
営業利益 1,000 346 654
経常利益 900 202 698
当期純利益 670 (64) 734

所在地別売上高

(単位:百万円)
  2011年3月期 2010年3月期 増減
日本 9,038 9,257 (219)
北米 5,735 5,087 648
欧州 1,530 923 607
アジア 2,960 2,346 614
中米 234 187 47

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
全社 852 1,051 1,250
自動車関連機器事業 702 923 1,135

研究開発拠点

電波測定サイト 東京都品川区
花巻(実験場) 岩手県花巻市
Harada Europe R&D Centre 英国ケント州
Harada Industry of America, Inc. 米国ミシガン州

研究開発活動

自動車アンテナ分野
-現行のTV・ラジオ放送は世界各国でデジタル化が進められており、同社では地デジ用超小型化アンプ内蔵コネクタ、北米向け衛星ラジオ用アンテナ、欧州DAB用アンテナの開発が完了し、量産品納入を継続。

次世代自動車アンテナ分野
-アンテナの統合、無突起化が更に進み、衛星ラジオ車載アンテナやテレマティクスサービス用複合多機能アンテナを車のボディ内へ搭載するシステムの開発に着手。

基礎研究開発
-未来型アンテナ構想の開発に着手。「デジタルマルチメディアの受信性能向上」、「車内LANの構築」、「大容量通信のための小型複合アンテナの実現」へ向け基礎研究開発を実施。

環境保全への開発
-同軸ケーブル内製の強みを活かし、軽量同軸ケーブルの開発が完了。カーメーカーの燃費低減活動に対する提案を継続。

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
全社 186 536 979
自動車関連機器事業 176 517 939

-自動車関連機器事業では、生産設備、研究開発設備等の充実を図るため設備投資を実施。