共和レザー (株) 2012年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)

  2012年
3月期
2011年
3月期
増減率
(%)
要因
売上高 29,934 28,020 6.8 -後半期の需要回復などに支えられ増収。
営業利益 (890) (122) - -
経常利益 (940) (28) - -
当期純利益 (958) (1,935) - -

-車両用事業の売上高は、前年比10%増加の17,395百万円で全社売上高の58.1%を占める。

事業再編

- 中国の持分法適用関連会社である共和興塑膠(廊坊)有限公司 [Kyowa-Gsk Plastics (Langfang) Co., Ltd.]を、連結子会社化すると発表。合弁相手の優利得控股公司 [Ullitec Holdings Corporation]より出資持分の10%を取得し、同社の出資比率を60%とする。なお、共和興塑膠(廊坊)は、車両向け成形複合材・合成皮革など の製造・販売を行っている。(2011年9月21日付プレスリリースより)

>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)

2013年3月期の見通し

(単位:百万円)
  2013年3月期
(予想)
2012年3月期
(実績)
増減率 (%)
売上高 35,500 29,934 18.6
営業利益 300 (890) -
経常利益 300 (940) -
当期純利益 100 (958) -

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2012年3月期 2011年3月期 2010年3月期
全社 560 575 482

研究開発体制

-静岡県浜松市に技術センターを保有。

研究開発活動

車両用内装材
-高品位・高質感要求に対応する新しい合成表皮材の開発。
-軽量化、リサイクル、低コスト化、環境保全、快適性向上に対応する材料、生産技術の開発。

製品開発

-環境問題に配慮し開発した水性合成皮革「アクアウィッシュ」が車両用内装表皮材として世界で始めて採用。

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2012年3月期 2011年3月期 2010年3月期
全社 2,790 1,300 1,048

-主として、天竜第二工場のコーター機およびプリント機への投資や低コスト化のための投資を実施。

設備の新設

(2012年3月31日現在)
事業所名 設備の内容 投資総額
(百万円)
着手 完成
予定
完成後の
増加能力
天竜第1工場
(静岡県浜松市)
合成皮革等の生産設備 (車両用、家具・履物・雑貨用) 375 2012年
4月
2013年
3月
合理化主体のため増加なし
天竜第2工場
(静岡県浜松市)
成形複合材・合成皮革等の生産設備 (車両用、家具・履物・雑貨用) 363 2012年
4月
2013年
3月
合理化主体のため増加なし