共和レザー (株) 2011年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)

  2011年
3月期
2010年
3月期
増減率
(%)
要因
売上高 28,020 27,807 0.8 -前半期の自動車市場の需要回復などに支えられ増収。
営業利益 (122) 174 - -原材料価格の上昇や東日本大震災が影響して減益。
経常利益 (28) 442 -
当期純利益 (1,935) 246 -

車両分野
-上期の売上高は前年同期比33.1%増とリーマンショックからの立ち直りを見せましたが、下期にはエコカー補助金終了や3月の東日本大震災の影響などにより売上が減少し、通期売上高は15,725百万円と前期比4.4%の増加にとどまった。

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

2012年3月期の見通し

(単位:百万円)
  2012年3月期 予想
2011年3月期 実績 増減率(%)
売上高 30,000 28,020
7.1
営業利益 (100) (122) -
経常利益 0 (28) -
当期純利益 (100) (1,935) -

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2011年3月期 2010年3月期 2009年3月期
全社 575
482 603

研究開発体制

-静岡県浜松市に技術センターを保有。

研究開発活動

車両用内装材
-高質感要求に対応する新しい合成表皮材の開発。
-軽量化、リサイクル、低コスト化、環境保全、快適性向上に対応する材料、生産技術の開発。

製品開発

-環境問題に配慮し開発した水性合成皮革「アクアウィッシュ」が車両用内装表皮材として世界で始めて採用。

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2011年3月期 2010年3月期 2009年3月期
全社 1,300
1,048 1,210

-主として、新城工場のMCDコーター機への投資や低コスト化のための投資を実施。

設備の新設

(2011年3月31日現在)

事業所名 設備の内容 投資総額
(百万円)
着手 完成
予定
完成後の
増加能力
天竜第1工場 合成皮革などの生産設備 (車両用、家具・履物・雑貨用) 241 2011年
4月
2012年
3月
合理化主体のため増加なし
天竜第2工場 成形複合材・合成皮革の生産設備 (車両用、家具・履物・雑貨用) 1,079 2011年
4月
2012年
3月
合理化主体のため増加なし
新城工場 成形複合材等の生産設備(車両用) 232 2011年
4月
2012年
3月
合理化主体のため増加なし