共和レザー株式会社 2008年3月期の動向

業績

単位: 百万円	2008年 3月期	2007年 3月期	増減率 (%)	要因
売上高	39,505	37,967	4.1	車両用は、国内自動車生産台数の伸びや新規立上り車種への採用などにより、軽量な合成皮革「ル・カール」「シルフィー」、リサイクル性に優れたTPO（熱可塑性オレフィン）表皮材、塩化ビニルレザーが増加し、前期比10.8% 増の22,515百万円。
経常利益	1,604	1,659	(3.3)	原油の高騰による原材料価格の高騰の影響を受け減益。
当期純利益	964	308	213.0	特別損益を計上した前年度との対比で増益。

研究開発費用
2008年3月期の研究開発費は537百万円。

自動車内装材部門の開発課題
・高質感要求に対応する合成表皮材の開発。
・軽量化、リサイクル、低コスト化、環境保全、快適性向上に対応する材料、生産技術の開発。

設備投資費用
2008年3月期の設備投資総額は1,688百万円。
-QAセンターの建設、各生産設備の効率化や低コスト化のための投資等。

設備の新設(抜粋)

事業所名	設備の内容	投資総額 (百万円)	着手	完成予定	完成後の増加能力
天竜第一工場	内装用レザーなどの生産設備　(車両用、家具・履物・雑貨用)	609	2008年 4月	2009年 3月	合理化主体のため能力の増加はない
新城工場	成形複合材等の生産設備(車両用)	515	2008年 4月	2009年 3月	合理化主体のため能力の増加はない
天竜第二工場	成形用複合材・合成皮革の生産設備　(車両用、家具・履物・雑貨用)	372	2008年 4月	2009年 3月	合理化主体のため能力の増加はない
本社	研究開発設備	257	2008年 4月	2009年 3月	研究開発設備のため能力の増加はない