芦森工業 (株) 2019年3月期の動向

業績

(単位:百万円)
  2019年
3月期
2018年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 60,978 56,714 7.5 -
営業利益 2,237 1,879 19.1 -
経常利益 2,321 1,946 19.3 -
親会社株主に帰属する当期純利益 1,245 457 172.4 -
自動車安全部品事業
売上高 42,274 39,991 5.7 -日本国内の好調により増収
営業利益 639 1,165 (45.2) -日本国内とメキシコ現地法人における生産変動による収益性の低下や一部材料の高騰および加工賃の増加などにより減益

 

2020年3月期~2022年3月期中期事業戦略

2019年3月期
(実績)
2020年3月期
(計画)
2021年3月期
(計画)
2022年3月期
(計画)
売上高(百万円) 60,978 63,000 66,500 70,000
営業利益(百万円) 2,237 2,200 2,450 2,800
営業利益率(%) 3.7 3.5 3.7 4.0
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1,245 3,400 1,650 1,900
ROA(%) 2.6 7.1 3.5 4.0

-自動車安全部品事業においては、2022年3月期売上高49,700百万円、営業利益1,540百万円を計画。

 

2020年3月期の見通し

(単位:百万円)
2020年3月期
(予測)
2019年3月期
(実績)
増減
(%)
全社
売上高 63,000 60,978 3.3
営業利益 2,200 2,237 (1.7)
経常利益 2,250 2,321 (3.1)
親会社株主に帰属する当期純利益 3,400 1,245 173.1
自動車安全部品事業
売上高 45,000 42,274 6.4
営業利益 1,300 639 103.4

>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)

研究開発費

(単位:百万円)
2019年3月期 2018年3月期 2017年3月期
全社 1,139 1,059 868
-自動車安全部品事業 536 449 434

研究開発活動

シートベルト
-市場優位性を高めるための改善と新デバイス開発。
-多様な衝突モードに対応可能な先進デバイスの開発。

エアバッグ
-様々な事故形態に対応するデバイス開発。
-信頼性向上ならびに市場競争力工場を目指した開発、商品化。

内装品
-各種シェード、トノカバー、ならびにカーゴネット類の高機能製品開発、新素材開発、付加価値向上。
-海外市場展開・顧客拡大に向けた商品化。

設備投資額

(単位:百万円)
2019年3月期 2018年3月期 2017年3月期
全社 4,216 3,803 2,691
-自動車安全部品事業 3,554 3,237 2,287

国内投資

-グループ会社の芦森工業山口が新工場 (第三工場) を完成し、2018年8月1日に竣工式・開所式を行ったと発表した。総投資額は約18億円。敷地面積は約2万4,500平方メートルで、建屋増設面積は約4,800平方メートル。新工場では、自動車用シートベルトやエアバッグ、内装品などを生産する。(2018年8月10日付プレスリリースより)

海外投資

<メキシコ>
-メキシコ2番目となる工場をGuanajuato州Silao近郊に新設したと発表した。同工場は現在フル稼働しており、1カ月あたり76,000個のセキュリティシステム部品と80,000個の内装部品を生産する。同社初のメキシコ工場は2012年に10.2百万ドルを投じて設立しており、そこではマツダ、ホンダ、日産向けシートベルト、エアバッグおよび内装部品を製造している。今回の工場新設でメキシコへの投資は総額17.5百万ドルとなり、生産量は3倍に増大するという。(2018年4月20日付 Mexico-Nowより)

設備の新設計画

(2019年3月31日現在)
会社名
事業所名
所在地
設備の内容 投資予定
金額
(百万円)
着手
年月
完了
年月
完成後の
増加能力
同社
大阪工場
(大阪府摂津市)
自動車安全部品、機能製品事業の生産設備の合理化 3,422 2018年4月 2020年3月 品質向上を図るため能力の増加はほとんどなし
Ashimori (Thailand) Co., Ltd.
(タイ チャチェンサオ県)
自動車安全部品、機能製品事業の生産設備の合理化 636 2018年4月 2020年3月 -