芦森工業 (株) 2014年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2014年
3月期
2013年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 46,729 43,324 7.9 -
営業利益 1,166 209 457.9 -
経常利益 1,564 467 234.9 -
当期純利益 (1,225) 156 - -
自動車安全部品事業
売上高 35,418 33,402 6.0 -シートベルトおよびエアバッグは、一部車種の生産終了があったものの、担当車種の増産や新規車種の立ち上がりによる効果もあり、売上が増加
-自動車関連用品 (内装品その他) も海外も含め好調に推移
営業利益 1,161 654 77.5

-


筆頭株主の変更

-2013年、筆頭株主である東洋紡株式会社が同社の株式9,201,000株を日本毛織株式会社へ売却すると発表。売却金額は1,269,738,000円。譲渡期日は2013年4月24日を予定している。今回の取引により、日本毛織の議決権は0.84%から17.25%となり芦森工業の筆頭株主となる。なお、芦森工業と日本毛織はすでに自動車安全部品事業において部品供給関係を結んでいる。(2013年4月10日付プレスリリースより)

2015年3月期の見通し

(単位:百万円)
2015年3月期
(予測)
2014年3月期
(実績)
増減
(%)
全社
売上高 48,000 46,729 2.7
営業利益 1,350 1,166 15.8
経常利益 1,250 1,564 (20.1)
当期純利益 1,000 (1,225) -

>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
2014年3月期 2013年3月期 2012年3月期
全社 884 908 1,041
-自動車安全部品事業 476 607 647

研究開発活動

シートベルト
-各国法規・アセスメント対応に向けた新高性能デバイスの開発およびその軽量化開発。
-グローバル生産の拡大に見合ったデバイスの開発・商品化を推進。

エアバッグ
-各国法規・アセスメント対応に向けた新高性能モジュールの開発、軽量、小型化の追及。
-グローバル生産の拡大に見合ったデバイスの商品化を推進。

内装品
-各種シェード、トノカバーおよびカーゴネット類の商品ラインナップの拡充。
-高機能製品、新素材の開発、デザイン性の向上。

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
2014年3月期 2013年3月期 2012年3月期
全社 1,224 1,440 1,444
-自動車安全部品事業 1,068 1,301 998

自動車安全部品事業
-主に自動車関連製品の生産合理化、生産増強および開発関連設備の充実のため大阪工場を中心に投資を実施。

設備の新設計画

(2014年3月31日現在)
会社名
事業所名
所在地
設備の内容 投資予定
金額
(百万円)
着手
年月
完了
年月
完成後の
増加能力
大阪工場
(大阪府摂津市)
自動車安全部品事業、機能製品事業、パルテム事業の生産設備の合理化 1,778 2013年
4月
2015年
3月
品質向上を図るため能力の増加はほとんどなし