トピー工業 (株) 2012年3月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位:百万円) |
2012年 3月期 |
2011年 3月期 |
増減率 (%) |
備考 | |
全社 | ||||
売上高 | 240,534 | 221,413 | 8.6 | - |
営業利益 | 10,554 | 7,006 | 50.6 | - |
経常利益 | 7,304 | 5,241 | 39.4 | - |
当期純利益 | 3,918 | 2,072 | 89.1 | - |
自動車・産業機械部品事業 | ||||
売上高 | 154,031 | 139,011 | 10.8 | -自動車用ホイールは、期央からの自動車国内生産の持ち直しに伴い、トラック用を中心に需要が順調に回復。 |
営業利益 | 10,392 | 7,666 | 35.6 | -徹底的なコスト管理等が奏功し、増益。 |
受注
-アルミホイール並みにデザイン性を高めた乗用車用スチールホイールを市場投入する。年内にも発売される新型SUVの一部グレード向けとしてこのほど初受注した。新ホイールはデザインの自由度が高いのに加え、低価格でサイズによりアルミ製に比べ軽量化が可能だ。低コストや燃費改善ニーズが高まる中、今回の初受注をきっかけとして海外市場も含めてさらなる提案活動にも注力する。(2012年2月23日付日刊自動車新聞より)海外事業
<中国>-中国での乗用車用スチールホイール生産で、3年後をめどに月産30万本規模へ能力を拡大する。ホイールの生産規模は現状の1.5倍に当るものだが、新規の生産設備投入など大型投資を行わず生産性改善を徹底し生産能力を増強する。既にホイールを供給している日系や欧米系完成車メーカーの現地生産拡大に対応するもので、既存設備を有効活用し生産拡大に取り組む。同社では現在、ホイールを生産する国内工場で、省人化や簡素化を一層高め現状の3、4割の削減を目標としたラインのコンパクト化に取り組んでいる。中国子会社でも生産ラインの構成を見直すなどで、各工程のスピードを早め生産効率をさらに高めていく考えだ。(2012年2月6日付日刊自動車新聞より)
新会社
-子会社のトピーファスナー工業(長野県松本市)がベトナムに工業用ファスナーとプレス製品を生産する子会社を設立すると発表した。2012年11月の稼働を目指す。これに合わせ、タイの現地法人から二輪車用部品の生産を移管し、タイでは四輪車用部品の生産に特化する。新会社の社名は「トピーファスナー・ベトナム」とし、10月にハノイ近郊に設立する。(2011年9月14日付日刊自動車新聞より)
2013年3月期の見通し |
(単位:億円) |
2013年3月期 (予想) |
2012年3月期 (実績) |
増減 (%) |
|
全社 | |||
売上高 | 2,530 | 2,405 | 5.2 |
営業利益 | 115 | 106 | 8.5 |
経常利益 | 105 | 73 | 43.8 |
当期純利益 | 57 | 39 | 46.2 |
自動車・産業機械部品事業 | |||
売上高 | 1,628 | 1,540 | 5.7 |
営業利益 | 109 | 104 | 4.8 |
>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)
開発動向
研究開発費 |
(単位:百万円) |
2012年3月期 | 2011年3月期 | 2010年3月期 | |
全社 | 1,271 | 1,245 | 1,288 |
自動車・産業機械部品事業 | 541 | 557 | 747 |
自動車・産業機械部品事業
-軽量化・品質向上・コスト削減・開発期間短縮などに関する研究および新商品に関する研究開発を推進。
-主力商品の自動車用スチールホイールおよびアルミホイールについては、解析および評価技術の精度向上、新商品の開発と量産化、既存製品のコスト低減と品質向上などに成果を上げた。
設備投資
設備投資額 |
(単位:百万円) |
2012年3月期 | 2011年3月期 | 2010年3月期 | |
全社 | 8,982 | 7,170 | 7,659 |
自動車・産業機械部品事業 | 5,893 | 4,559 | 4,520 |