トピー工業 (株) 2011年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)

  2011年
3月期
2010年
3月期
増減率
(%)
備考
全社
売上高 221,413 196,848 12.5
-
営業利益 7,006 355 1,873.5
-
経常利益 5,241 626 737.2
-
当期純利益 2,072 (1,032) -
-
自動車・産業機械部品事業
売上高 139,011 106,977 29.9
建設機械用足回り部品及び鉱山向け超大型ホイール、トラック用ホイールの販売数量が大幅に増加。
営業利益 7,666 792 867.9

受注活動

アルミホイール並みの重量と剛性を確保した新型スチールホイールの採用提案活動を再始動した。ディスク部に大きな開口部を設けた「ラージウィンドウホイール(LWW)」と、社内設計の樹脂製キャップを組み合わせ「意匠性の高さとコスト競争力を両立する新たな選択肢」(同社)として提案している。価格が200万円前後の車両に対し、サイズが15-17インチのLWWの採用を見込む。 (2010年9月3日付日刊自動車新聞より)

海外動向
中国

2010年6月、中国福建省の乗用車用スチールホイール製造販売合弁会社の全株を取得し、完全子会社としたと発表した。意思決定の迅速化により、事業の基盤強化を図る。同社は2003年に34%を出資して福建源興東碧(トピー)汽車零件有限公司を合弁で設立、日系自動車メーカー向けにホイール供給を始めた。09年4月には出資持分を83.3%まで引き上げ子会社化した。今回の完全子会社化に伴い、社名を福建東碧汽車零件有限公司に変更する。(2010年6月23日付日刊自動車新聞より)

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2011年3月期 2010年3月期 2009年3月期
全社 1,245 1,288 1,649
自動車・産業機械部品事業 557 747 926

自動車・産業機械部品事業
-軽量化・品質向上・コスト削減・開発期間短縮などに関する研究および新商品に関する研究開発を進めている。
-主力商品の自動車用スチールホイールおよびアルミホイールについては、解析および評価技術の精度向上、新商品の開発と量産化、既存製品のコスト低減と品質向上などに成果を上げた。

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2011年3月期 2010年3月期 2009年3月期
全社 7,170 7,659 12,401
自動車・産業機械部品事業 4,559 4,520 7,782