トピー工業株式会社 2007年3月期の動向

ハイライト

業績 ( 単位:百万円 )
  2007年
3月期
2006年
3月期
増減率
(%)
主な要因
全社
売上高 285,058 270,447 5.4 鉄鋼、自動車、建設機械とも好調な需要拡大による。
営業利益 13,173 17,089 (22.9) 原材料価格の高騰などによる売上原価の増加。
経常利益 13,866 16,768 (17.3) -
当期純利益 7,826 7,976 (1.9) -
自動車・産業機械部品事業
売上高 17,067 156,646 9.0 自動車用アルミホイールに関し、軽量化技術を中心とした新製品、高付加価値製品の販売拡大に努めた。また、建設機械用ホイールの需要増大に応えるため、生産体制の強化に取り組む。
営業利益 6,615 7,590

(12.8)

原材料価格が高水準で推移。また、高生産に対応するコスト増の影響。

事業再編
米国での乗用車用アルミホイール生産から撤退するとともに、米国子会社4社を事業別に2社に再編すると発表。自動車用ホイールのトピーコーポレーション(ケンタッキー州)、建機足回り部品のトピーインターナショナルUCA(テネシー州)を合併し新会社「トピーアメリカ」を設立するとともに、米持ち株会社トピーインターナショナル(イリノイ州)の大型ダンプトラック用ホイール部門を新会社に統合、トピーインターは解散する。また、工業用ファスナーのトピープレシジョン(イリノイ州)の全株式を、トピー工業全額出資のトピーファスナー工業が保有する。(2007年2月19日付日刊自動車新聞より)

開発動向

研究開発費

( 単位:百万円 )

2007年3月期 2006年3月期 2005年3月期
グループ 1,999 1,987 1,853
自動車・産業機械部品事業 1,281 1,167 1,100

自動車・産業機械部品事業

・軽量化・品質向上・コスト削減・開発期間短縮などに関する研究および新商品に関する研究開発を進めている。
・主力商品の自動車用スチールホイールおよびアルミホイールについては、解析および評価技術の精度向上、新商品の開発と量産化、既存製品のコスト低減と品質向上などに成果を上げる。

設備投資

設備投資

( 単位:百万円 )

2007年3月期 2006年3月期 2005年3月期
グループ 8,885 12,039 9,230
自動車・産業機械部品事業 4,785 8,160 6,592

自動車・産業機械部品事業

・生産設備および生産能力向上の設備投資が中心。

設備の新設・除去等(自動車関連)
会社名
事業所名
内容 投資予定
総額
(百万円)
着手 完了予定
トピー工業
神奈川製造所
リンク加工生産能力増強 540 2007年4月 2007年9月