ジェコー株式会社 2008年3月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万円) |
2008年 3月期 |
2007年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 28,576 | 24,295 | 17.6 | -コンビネーションメータ、エアコンパネルなど協業製品の生産拡大への対応、中国に設立した東莞精刻電子有限公司のフル稼動など国内外における生産・供給体制の拡充に積極的に取り組んだ。 |
営業利益 | 1,599 | 1,268 | 26.0 | -売上高の増加および生産性向上活動など原価低減活動が寄与。 |
経常利益 | 1,613 | 1,171 | 37.7 | |
当期純利益 | 910 | 621 | 46.5 | |
製品別売上高 | ||||
表示系製品 | 19,036 | 14,597 | 30.4 | -コンビネーションメータ、エアコンパネルなど協業製品の生産が大幅に増加。 |
モーター系製品 | 6,345 | 6,933 | (8.5) | -ABS用モータが次期モデルへの移行により減少したこと、また電子スロットル用モータが低価格タイプへの切替が進んだ結果。 |
その他の自動車部品 | 3,193 | 2,764 | 15.5 | -燃費改善に対する社会的ニーズの高まりから電流センサ搭載車両が増加。 |
国内動向
-子会社の神奈川樹脂を5月31日付で解散すると発表した。グループ競争力の強化のため、解散会社の事業を同社本体と子会社の長野ジェコーに移管する。生産は9月30日を予定。神奈川樹脂は、主として自動車用樹脂成型部品の製造を事業とする。(2008年3月31日付日刊自動車新聞より)
開発動向
-2008年3月期の研究開発費の総額は724百万円。(売上高比2.5%)
-車載用時計及びエアコンパネル等の表示系製品及びセンサ類等、競争力を向上するための技術開発を中心に実施。
-車載用時計及びエアコンパネル等の表示系製品及びセンサ類等、競争力を向上するための技術開発を中心に実施。
設備投資
-2008年3月期の設備投資は、自動車部品事業の新機種展開を中心に2,291百万円を実施。
設備の新設
設備の新設
会社名 事業所名 (所在地) |
設備の内容 | 投資予定 金額 (百万円) |
着手 | 完成 | 完成後の 増加能力 |
ジェコー本社 及び工場 (埼玉県行田市) |
自動車部品組立設備 | 865 | 2007.04 | 2009.03 | 若干増加 |
金型治工具 | 384 | 2007.04 | 2009.03 | 若干増加 | |
生産外設備 | 242 | 2007.04 | 2009.03 | 若干増加 | |
長野ジェコー本社 及び工場 (長野県長野市) |
自動車部品組立設備 | 554 | 2007.04 | 2009.03 | 若干増加 |