ジェコー株式会社 2006年度の動向
ハイライト
業績
2007年度の課題
・ 既存のフィリピン拠点JECO AUTOPARTS PHILIPPINES, INC及び2005年度に設立した中国の東莞精刻電子有限公司(DONGGUAN JECO Co., Ltd.)の自立化に向けての支援に取り組む。
単位: 百万円 |
2007年3月期 | 2006年3月期 |
増減率 (%) |
要因 |
全社 | ||||
売上高 | 24,295 | 21,976 | 10.6% | ・ABS用モータ、コンビネーションメータなどの売上が減少したが、エアコンパネルやアクセサリーメータ、電子スロットル用モータ、電流センサなどの売上が増加し、全体で売り上げ増。 |
営業利益 | 1,268 | 1,064 | 19.2% | ・原価改善低減活動、生産性の向上が寄与。 |
経常利益 | 1,171 | 1,007 | 16.2% | |
当期純利益 | 621 | 640 | (2.9)% | |
製品別売上高 | ||||
表示系製品 | 14,597 | 12,664 | 15.3% | ・コンビネーションメータが搭載車種の減少により売上高は減少。 ・自動車時計はシステム統合による時計単体での搭載の減少傾向が継続しているが、中国において東莞精刻電子有限公司を立ち上げ、自動車メーカーへの供給を開始したことなどから微増となった。 ・その他の表示系製品は、アクセサリーメータは搭載車両が増加し、また、エアコンパネルは協業の拡大により大幅に増加。 |
モーター系製品 | 6,933 | 6,807 | 1.8% | ・ABS用モータが減少したが、電子スロットル用モータが搭載車両の拡大により大幅に増加した結果、売上高は増加。 |
その他の自動車部品 | 2,764 | 2,504 | 10.4% |
・電流センサの搭載車両が大幅に増加した結果、売上高は増加。 |
2007年度の課題
・ 既存のフィリピン拠点JECO AUTOPARTS PHILIPPINES, INC及び2005年度に設立した中国の東莞精刻電子有限公司(DONGGUAN JECO Co., Ltd.)の自立化に向けての支援に取り組む。
開発動向
2007年3月期の研究開発費の総額は612百万円(売上高比2.5%)
・車載用時計及びエアコンパネル等の表示系製品及びセンサ類等、競争力を向上するための技術開発を中心に実施。
・車載用時計及びエアコンパネル等の表示系製品及びセンサ類等、競争力を向上するための技術開発を中心に実施。
設備投資
2007年3月期の設備投資は、自動車部品事業の新機種展開を中心に2,096百万円を実施。
設備の新設
設備の新設
会社名 事業所名 (所在地) |
設備の内容 | 投資予定 金額 (百万円) |
着手 | 完成 | 完成後の 増加能力 |
ジェコー本社 及び工場 (埼玉県行田市) |
自動車部品組立設備 | 1,914 | 2006.10 | 2008.03 | 若干増加 |
金型治工具 | 381 | 2006.10 | 2008.03 | 若干増加 | |
生産外設備 | 620 | 2006.10 | 2008.03 | 若干増加 | |
長野ジェコー本社 及び工場 (長野県長野市) |
自動車部品組立設備 | 239 | 2006.10 | 2008.03 | 若干増加 |