株式会社イクヨ 2008年3月期の動向

ハイライト

業績 (単位:百万円)
  2008年
3月期
2007年
3月期
増減率(%) 要因
全社
売上高 20,464 19,503 4.9 -新規顧客開拓及び主要顧客のグローバル戦略車などの販売が好調に推移した結果、関係する部品の受注が増えて生産量が拡大。
営業利益 548 (66) -

-本社移転などを含む抜本的な経費の削減、業務の効率化・合理化、生産性の向上などグループをあげて原価低減に取り組んだ結果、黒字化。

経常利益 252 (399) -
当期純利益 134 (670) -
自動車部品事業
売上高 19,826 18,823 5.3 -主要顧客の国内販売が落ち込んでいるものの、新興国や資源国への輸出が伸長。
営業利益 428 (131) -

開発動向

-2008年3月期の研究開発費は7百万円。

-環境対策として、揮発性有機化合物の削減を可能にした塗装の不要な自動車用内外装樹脂部品を、素材メーカーと共同で開発し、住宅用部品で製品化。今後は、自動車用内外装樹脂部品を製品化予定。


技術導入(2008年3月現在)
相手先 国名 契約品目 契約内容 契約期間
出光石油化学株式会社 日本 中空射出成形技術による製品製造及び販売 特許権許諾 1995年2月14日から
特許権消滅の日迄

設備投資

-2008年3月期は、自動車部品事業を中心に全体で1,464百万円の設備投資を実施。

-自動車部品事業の投資総額は、1,464百万円。
うち、新型小型車及び新型RV車等の総金型投資額は759百万円。

-今後は、関東圏、中部圏及び北九州における自動車メーカーの増産に対応できる設備を備え、業容の拡大を図る。既に厚木工場、名古屋工場に大型成形機を導入し、生産設備を拡充。