KSPG AG (旧 Kolbenschmidt Pierburg AG) 展示会取材アーカイブス
2015年 フランクフルトモーターショー
2015年 人とくるまのテクノロジー展
2015年 上海モーターショー
2014年 インドオートエキスポ
2013年 フランクフルトモーターショー
2013年 上海モーターショー
2011年 フランクフルトモーターショー
2010年 中国国際汽車零部件博覧会
上海皮尓博格有色零部件有限公司 [Kolbenschmidt Pierburg Shanghai Nonferrous Components Co., Ltd.] |
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ロアーインテークマニホールド | シリンダーヘッド | ||
VW「EA111」 エンジン向け |
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シリンダーブロック | ブラケット | ||
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VW「EA888」 エンジン向け |
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2007年 SAE World Congress
<展示ハイライト>
今回注目すべき点は?
-製品の多様性
-ディーゼルに関するノウハウを強調
アルミ製シリンダーブロック:低温を維持、軽量で排気ガスその他ディーゼル特有問題に対応
-環境にやさしい製品で排ガス、燃費、性能目標達成に貢献
どのモデルに搭載されているか?
- BMW (V12), Porsche Boxter, Volvo IL5用エンジンブロック
>>""最新モデルへの搭載状況"参照
どこで生産されているか?
サウスカロライナ、ウィスコンシン、南米、欧州など世界中
2006年 SAE World Congress
<展示ハイライト>
今回の展示ハイライトは以下の4つの製品群。2010年のディーゼル規制対応を中心とした製品展示が目立った。
1. ディーゼルEGR
EGR Valve Dual Poppet
DC Motor EGR Valve
同社は欧州におけるEGRバルブの最大手で、市場シェアはおよそ3分の2
特長
・排気処理効率を高める目的で、断面を無制限化
・車載排出ガス診断装置(OBD)により、排気制御システムの耐久性と信頼性が向上
・電動EGRバルブの生産は、2006年半ばにサウスカロライナ州Fountain Innの工場で開始される
2. 電動ウォーターポンプ: 写真1/ 写真2
3. 純スチールピストン
ディーゼルエンジン用にKarl Schmidt Unisiaは、純スチール製のワンピースピストンである Spinteks(R)を開発。
特長
・有限要素法(FEA)による軽量化のための最適化設計。
・ピストンの熱を下げ、排気の抑制につながる大きく最適な位置にある冷却チャンネル
・NVHやピストンの二次運動を向上する最適なスカート長
・ピストン上部とスカート部に亀裂が入る可能性をなくすためのワンピース鍛造
・ブローバイやオイル消費量を低減させる全サポート型のリングベルト構造
・FEAにより最適化したブッシングレスピン内腔
・ハイブリッド車用としても使用可能(例: Ford Escape Hybrid)
・このピストンは、北米にあるKarl Schmidt Unisiaの工場で生産される
4. アルミ技術
LOKASIL (R) technology
-量産エンジン向けに使われる、準一体ブロック構造技術。
LOKASILを使うと、エンジンブロック内のシリンダーの接触面が、シリコンプリフォームのアルミ浸透で、滑らかになる。
一体型LOKASIL鋳造 写真1/ 写真2
ALUSIL(R) technology
-シリコンを多く含んだアルミ合金。
この合金は、低圧鋳造法で、一体ブロック構造をつくるが、この構造では凝固する間にシリコンが、最も圧力のかかるシリンダーボアの表面に 小さく、硬い粒として形成される。
これら粒子が、ピストンやピストンリングの支持構造を形成し、耐摩耗性のある表面をつくるため、追加の補強材としてのライナーが不要。
・通常の鋳鉄ブロックと比べ、50%軽量化。