Shanghai SIIC Transportation Electric Co., Ltd. (STEC) [上海実業交通電器有限公司] 2011年12月期の動向

ハイライト

新工場開設

-中国の上海博澤汽車部件有限公司(Shanghai Brose Automotive : SBA)は、約6百万ユーロを投じて上海に新工場を開設した。SBAは現在、ウィンドウレギュレーター、シートシステム、ドアシステムを生産し、上海VW、長安Ford、上海GM等に納入している。新工場建設によって生産能力を拡張し、新たにシートストラクチャー一式、クーラー/ファンモジュール等の生産を開始する。(2009年11月26日プレスリリースより)

生産開始

-東華実業汽車有限公司との合弁会社「申華汽車電子有限公司(Shenhua Automotive Electronics Co., Ltd.)」は3月25日会社創立1周年とウィンドウレギュレータ製品ラインオフを祝う式典を行った。この合弁プロジェクトは2008年6月に始動、2009年3月より本格的な操業が始まった。合弁会社の総投資額は40百万元、出資比率は東華実業45%、上海実業55%。2010年末までに生産能力をインストパネル22万セット、センサー74万個、ウィンドウレギュレータ60万個規模にまで引き上げ、年間売上高152.51百万元、売上利益率7.24%を目指す。納入先はすでに納入実績のあるIvecoのバス、軽型トラックのほか上海汽車のRoewe R75、AP11及び柳州五菱(Liuzhou Wuling)などにも広げてゆく計画。(2010年3月30日付プレスリリースより)

-2011年1月18日、合弁会社「南京申華汽車電子有限公司(Nanjing Shenhua Automotive Electronic Co., Ltd.)」は自主開発したN300シリーズ電子インストルメントパネルのラインオフを祝う式典を行った。また同時期に、同社は上海青浦工場において車体制御モジュール、パワーウィンドウ挟み込み防止モジュール、リアウィンドウ遮光カーテンセンサーの3つの新製品 をラインオフした。(2011年2月12日付各種リリースより)

開発動向

-テクニカルセンターを保有。