Shanghai Jiao Yun Co., Ltd. [上海交運股份有限公司] 2010年12月期の動向

ハイライト

2010年度の業績

単位:百万元 2010年 2009年 増減率 要因
売上高 5,478.31 3,585.72 52.78% 同社の、自動車産業分野の組織再編と市場ニーズが大幅な伸張により、売上高は前年を上回った。アフターマーケットの売上高も前年同期比70.96%の増加。
営業利益 283.98 192.74 47.34% 三つの主要事業の順調な伸張により、利益も前年比で増加。
三つの事業は:運輸・物流、自動車部品の製造・アフターマーケットサービス、水上遊覧サービス
経常利益 333.23 231.21 44.12%
純利益 257.88 213.32 20.89%

設備投資

2010年の主な投資プロジェクト

(単位:百万元)

プロジェクト 予算
(百万元)
本年度の
投資
 (百万元)
投資済額の対予算比率 備考
CF6オートマチックトランスミッションシフトシステムプロジェクト
(上海GM納入用)
366.11 14.68
88.17% 上海交運汽車動力系統有限公司の生産設備増設。
プレス・溶接生産能力増強プロジェクト 457.93 7.23
5.40% 自動車部品分公司の生産設備増設。
煙台新生産拠点建設プロジェクト(上海GM東岳に供給) 189.70 30.75 53.41% 自動車部品分公司の生産拠点建設。
瀋陽新生産拠点建設プロジェクト(上海GM(瀋陽)北盛に供給) 173.17 36.25
70.37% 自動車部品分公司の生産拠点建設。

設備投資

上海交運股份有限公司は全額出資子会社「上海交運汽車動力系統有限公司」に対し、小型乗用車用エンジンコンロッドアセンブリ生産能力増強のための設備投資を行う。1月11日開催の取締役会において決議、総投資額は84.30百万元となる。増強後の年産能力は176万本となり、主に上海GMの1.6リットル以下の小排気量エンジンに搭載する予定。(2010年1月11日付会社公告より)

-2010年9月29日、子会社上海交運汽車動力系統有限公司のエンジンコンロッドアセンブリーの生産能力拡大を決定した。このコンロッドアセ ンブリーはL850とGEN3で、上海GMの1.6リットル以上の省エネ・環境型エンジン各種に用いる。生産設備は上海浦東新区南金橋工場内に総額 8,361万元をかけて設置する。設備増設後は新たに140万本(35万台分)の年産能力が加わる。(2010年9月30日付会社公告より)