CHANGZHOU NRB CORPORATION[常州光洋軸承股份有限公司] 2018年12月期の動向

業績

(単位:百万元)
2018年12月期 2017年12月期 増減率 (%) 原因
売上高 1,354.81 1,460.62 (7.24) -生産コスト、原材料コスト上昇などの影響により減収。
営業利益 (92.77) 15.83 - -のれんの減損
-政府補助金の縮小
経常利益 (90.50) 24.24 -
純利益 (90.40) 12.06 -



株主変更

-2018年11月10日、同社の支配株主常州光洋控股有限公司(光洋控股)と東方富海投資管理股份有限公司は「株式譲渡の覚書」を交わした。東方富海は1.5億元で光洋控股が持つ子会社の株式100%を譲受する。2019年2月末から3月始めに正式な株式譲渡契約に調印する予定である(2019年1月31日付けリリースより)

受注

-2018年4月、同社はSKFよりSCANIA GWトランスミッション向けベアリングと部品10種の開発・生産サプライヤーに指定された。常州光洋は製品開発に着手するとともに、SKFの詳細な製品開発進度とオリジナルサンプルに合わせ準備作業に入る。(2018年4月17日付け会社公告より)

-会社は北京ベンツM254向けすべり軸受の国産化におけるサプライヤーに指定された。(2019年3月31日付けリリースより)

 

研究開発費用

(単位:百万元)
2018年12月期 2017年12月期 2016年12月期
研究開発費用 63.24 54.61 46.05
売上高に占める比率(%) 4.67 3.74 4.14

 

研究開発体制

-2018年末現在、370名の研究開発要員が在籍。
 

研究施設

-2つの省級R&Dセンター「江蘇省ニードルローラーベアリング技術研究センター[Jiangsu Province Needle Roller Bearings Engineering Technology Research Center]」および「江蘇省認定企業技術センター[Jiangsu Province Enterprise Technology Center]」を保有。同センターに製品研究部門、工業技術研究部門、装備研究部門、情報研究部門、試験センターなど6つの部門を保有。試験センターは中国合格評定国家認可委員会(CNAS: China National Accreditation Service for Conformity Assessment)の認定を取得。
 

特許

-2018年、新たに29件の特許を取得、そのうち、5件は発明特許、24件は実用新型特許。2018年末現在、253件の特許を保有。そのうち、38件は発明特許、213件は実用新型特許、2件は外観特許。

設備投資額

(単位:百万元)
プロジェクト 予算 2018年投資額 予算額の使用率 (%)
自動車用精密ベアリング 306.20 0.10 49.77
実験台 2.45 1.03 51.94
マシニングセンターの改良 - 3.69 -