品質検査の高精度化に貢献！落下試験時の衝撃荷重測定
2013/12/27 公開

概要

応答性に優れ、剛の高い水晶圧電式力センサは、製品の落下試験時における衝撃荷重を精度良く測定することが可能です。

3つの電卓の画像は、真ん中が1回目の衝突後に最も弾性変形した状態を示しており、この時の衝撃荷重は約100Nでした。右上の画像は電卓がバウンドした後2回目に衝突したときに最も変形した状態で、衝撃荷重は約230N、つまり１回目の衝突時に示した最大値よりも大きい値を示しています。衝撃荷重を実測することで、このような有用なデータを得ることができます。
概要
概要

特徴

◆メリット１　高速挙動の解析に有効なツール

高速度カメラを併用することによって衝突時の物体の変形挙動と衝撃荷重との関係を定量的に捉えることができ、高速挙動の解析に有効なツールとなります。

◆メリット２　品質管理の高精度化に貢献

測定のバラツキが少ない高精度な水晶圧電式力センサは、衝撃荷重測定が必要な品質検査における高精度化に貢献します。

◆メリット３　確実な製品評価の実現

優れた応答性を持つ水晶圧電式力センサは、瞬時に変化する衝撃荷重を正確に捉え、製品評価に関する定量的なデータの取得を可能にします。

用途・実績

◆実績
世界中の自動車メーカー、自動車部品メーカーで使用されています。

その他価格等自由記入欄

◆◆◆この用途におすすめのセンサ◆◆◆

薄型力センサ　型式9130～9137B
ロードワッシャ　型式9001A～9071A、9081B、9091B
プレスフォースセンサ　型式9323A～9393A
産業用力センサ　型式9101A～9107A

会社情報

会社名

日本キスラー合同会社

会社ホームページ

  https://www.kistler.com/

会社PR

キスラー（Kistler Group：本社スイス、日本法人：日本キスラー合同会社）は、1959年の創業以来、圧力、力、トルク、加速度を測定する動的計測技術の世界的リーディングカンパニーで、特に計測システムのコアとなる圧電式センサ技術は広く知られるところである。加えて、これらの技術を活用した電動サーボプレスシステムの開発にも取り組んでおり、自動車産業を始めとした産業オートメーション市場を中心に数多くの実績を持ち、小型電動サーボプレスでは世界トップクラスの販売シェアを誇る。