Leaf (Nissan)

 ニュース
2024年03月07日(木)

・英国のクリーンテクノロジー企業Altiliumは3月4日、英国で製造される電気自動車(EV)用バッテリーの持続可能性を改善するため、日産が主導する共同プロジェクトに参加すると発表した。

・両社は、原材料のリサイクルを最適化し、バッテリー材料のクローズドループモデルを開発することで、天然資源の採掘の必要性を減らすために協力する。このリサイクルモデルには、日産のEV「リーフ(Leaf)」の使用済みバッテリーから出る廃棄物や製造工程で出る端材を処理し、将来のEVバッテリーでテストするための高ニッケルの正極活物質(CAM)を製造することが含まれる。

・このプログラムは英国先進推進技術センター(Advanced Propulsion Centre: APC)による共同プロジェクトの一環であり、ベッドフォードシャー州クランフィールド(Cranfield)にあるNissan Technical Centre Europe (NTCE)の技術的専門知識と研究開発能力を強化するものである。このコンソーシアムには、バッテリーメーカーであるAESCと、英国におけるセカンドライフバッテリーエネルギー貯蔵ソリューションのリーディングプロバイダーであるConnected Energyも参加している。

・このAPCからの資金援助により、Altiliumはティースサイド(Teesside)に計画している英国初の産業規模リサイクル工場の建設など、リサイクル施設のスケールアップを加速できる。

Based on Altilium UK press release

2024年03月07日(木)

・日産は3月6日、米国製の電気自動車(EV)「リーフ(Leaf)」が3,750ドルの連邦税額控除の対象に復帰したと発表した。1月に米国政府の新たなバッテリー調達規制が発効して以降、税額控除対象から外れていた。米国の複数のメディアが6日に報じた。

・米財務省は2023年12月、米国のEVサプライチェーンを中国から移すことを目的としたガイドラインを公表し、1月1日に発効した。これにより、複数のメーカーが生産するEVモデルのうち米国のEV税優遇の対象となるモデルの数は43から19に減っていた。

・日産「リーフ」はテネシー州スマーナ(Smyrna)で組み立てられている。

(multiple sources on March 6, 2024)

2024年03月05日(火)

・英国の複数メディアは3月1日、日産が英国のサンダーランド(Sunderland)工場で、電気自動車(EV)「リーフ(Leaf)」の現行モデルの生産を終了したと報じた。欧州の顧客には車両の在庫がなくなるまで販売を継続する。サンダーランド工場は2013年以来、28万台超の「リーフ」を生産してきた。

・同工場は以前、EV36Zeroプロジェクトの一環としてCセグメントクロスオーバーSUV「キャシュカイ(Qashqai)」、BセグメントクロスオーバーSUV「ジューク(Juke)」および次世代「リーフ」のEV 3モデルを生産する計画を発表している。

Based on multiple sources