Schaeffler Group (China)[舎弗勒(中国)] 2022年12月期の動向

業績

(单位:百万ユーロ)
2022年12月期 2021年12月期 増減率
(%)
要因
Schaefflerグループの中国事業売上高 3,609 3,294 9.6 -新型コロナウイルスからの市場回復により前年比増。

 

工場建設

-Schaefflerは、江蘇省太倉市で新エネルギー車のコアコンポーネントプロジェクトを開始したと発表した。 プロジェクトの総投資額は3億ドルで、主に新エネルギー車駆動部品の研究開発、生産、販売を行う。 (2023 年1月31日付リリースより抜粋

 

戦略提携

-Schaefflerは、中信泰富徳鋼集団股份有限公司[CITIC Pacific Special Steel Group Co., Ltd.](中信特鋼)と戦略的提携合意を締結したと発表した。両社は、持続可能なサプライチェーン、新製品・新技術、デジタルコネクティビティなどの分野で提携を行う。今回の合意に基づき、サステナビリティにおける提携強化としてグリーンスチールの調達を行い、Schaefflerグループのクライメートニュートラル目標の実現を促進させる。Schaefflerグループは2040年にサプライチェーンにおけるクライメートニュートラルを実現予定で、2030年には生産において先だって実現し、サプライチェーンで発生する中間物および原料によるCO2排出量を25%減少させる計画。また、両社は軸受の軽量化、高強度化、高安定性、長寿命といった要求を満たすため、材料特性や軸受疲労を向上させる新しい軸受鋼の共同開発を行っていく。(2022年9月1日付 SchaefflerのWechat公式アカウントより)
  

研究開発拠点

-Schaeffler は中華圏内において、上海安亭及び湖南省長沙市にR&Dセンターを保有。

上海市安亭鎮 ホイールハブ事業本社及びR&Dセンターを上海に開設。Schaefflerグループのグローバル事業と連携し、迅速に需要対応すべく開発を進めているという。
湖南省長沙市 2019年、長沙市においてSchaeffler Intelligent Driving Technology (Changsha) Co., Ltd.への投資を行った。同施設では、インテリジェントドライブ向けのSpace Drive遠隔操作技術、インテリジェントコーナーモジュール i-Corner、およびシャシー関連部品・技術の開発を中国市場に向けて行っている。