Zhejiang Founder Motor Co., Ltd.[浙江方正電機股份有限公司] 2018年12月期の動向

業績

(単位:百万元)
  2018年12月期 2017年12月期 増減率 (%) 要因
売上高 1,363.62 1,318.08 3.46 -顧客構成、製品構成の改善により増収。
営業利益 (418.61) 154.63 - -生産・販売量の減少及び素材コストの値上がりなどにより減益。
経常総額 (426.75) 153.04 -
純利益 (444.66) 132.09 -

最近の動向

-2019年4月25日、同社は完全子会社杭州徳沃仕電動科技有限公司[Hangzhou Dewos Electric Technology Co.Ltd](杭州徳沃仕)を吸収合併すると発表した。杭州徳沃仕は2012年設立。主に新エネルギー車電気駆動システム、モーターとモーターコントローラー、コントロースシステムの技術開発、技術サービスを手掛けている。2019年1-3月の売上高は500万元、純利益は26.8万元だった。吸収合併後は杭州徳沃仕の登記は抹消される。(2019年4月29日付けリリースより)

-同社のEVモーターシリーズは上汽グループ、玉柴グループ、吉利汽車、衆泰汽車及び上汽GM五菱などの国内の新エネルギー車メーカーと提携。(2018年会社年報より)

受注

-同社が自主開発したEV駆動モーターは既に量産に入り、上海通用五菱汽車E200自動車プラットフォームに提供する唯一の駆動ユニットシステムのサプライヤーになっている。(2018年会社年報より)

-同社は吉利汽車が展開する2つのEVプロジェクトのサプライヤーになっている。(2018年会社年報より)

受賞

-2018年3月13日、上汽GM五菱の2018年新エネルギー貢献賞を受賞。(2018年会社公告より)

生産

-自動車用シートモーター製品の自動運転技術更新プロジェクトを実施。浙江省経済信息化委員会から省級「両化融合」重点パイロットプロジェクトに認定された。

研究開発費

(単位:百万元)
2018年12月期 2017年12月期 2016年12月期
研究開発費 100.79 61.68 46.35
売上高に対する比率 (%) 7.39 4.68 4.42

-2018年末現在、同社は研究開発員264名を保有、総従業員の10.97%を占めている。

研究開発体制

-同社は高度研究試験場とハイテク研究開発センターを持つ先進科学技術企業であり、R&Dセンターは正式に浙江省企業研究所に認定された。

-2017年10月、上海に方正研究院を設立。新エネルギー車インテグレートシステムの研究開発を重点的に行う。

研究開発活動

-2018年、同社は“国VI”標準(排出ガス標準)に合うガス制御装置を開発した。

主要投資プロジェクト

(単位:百万元)
プロジェクト名 予算 2017年投資額 進捗(%)
年産1万基新エネ商用車駆動モーター 58.01 0.22 100
年産10万基EV駆動システム用生産設備 207.40 - 100

年産35万基新エネ車用モーター及び電気駆動統合システム

354.18 48.72 28

新エネ車用電気駆動システムと省エネモーター研究所

103.50 16.81 18
ベトナム拠点建屋 8.00 0.56 38
オートマチック糸巻きライン 10.74 10.74 95