China Auto Electronics Group Limited (THB Group) [天海汽車電子集団公司 (天海集団)] 2013年12月期の動向

ハイライト

業績

(単位：百万元)

	2013年12月期	2012年12月期	増減率 (%)	要因
売上高	1,957.62	1,558.55	25.61	1)
営業利益	388.60	279.83	38.87	-
税引前利益	125.89	10.75	1071.07
税引後利益	106.62	4.19	2444.63

要因
1)
-2013年12月期のグループ全体の売上は、前年比26%増の1,957.62百万元。税引後利益は106.62百万元に増加。製品の値上げや原材料価格の低下、生産効率の改善により、売上高に対する利益の比率は20%に増加。営業利益は39%増の388.60百万元となった。

<地域別>
国内事業
-2013年度の国内売上高は、前年比25%増の1,600百万元。国内景気の復調による自動車販売台数の増加。また製品の値上げや原材料価格の低下、生産効率の改善により、売上高に対する利益の比率は前年度の21%から23%へ増加。

海外事業

-2013年度の海外事業における売上高は、前年度比30%増の371.1百万元。米国・欧州における売上が増加したことが寄与。原材料価格の低下や生産効率の改善により、売上高に対する利益の比率は前年度の2%から5%へ増加。

買収

-2014年3月、天海集団 (THB group) 傘下の河南天海電器有限公司（Henan Tianhai Electric Co., Ltd）は、「楽清市三众連接器廠」が保有する「鶴壁市天眾連接器有限公司」の株式20%を全数取得。取得金額は1700万元。これより鶴壁市天眾連接器有限公司が天海集団の完全子会社となった。買収は2014年3月21日に完了。

審査合格

-2013年10月、天海汽車電子集団公司 (China Auto Electronics Group Limited) は、戴姆勒大中華区投資有限公司 (Daimler Greater China Ltd.) と福建Benz (Fujian Benz) の共同によるサプライヤー審査を受け、これに合格したと発表。(2013年10月22日付けプレスリリースより)

開発動向

研究開発体制

-天海集団研究院 (国家認証を保有する社内技術センター)、河南省汽車電器工程技術研究センター、河南省汽車電子工程技術研究センター (傘下に自動車電子電器システム、コネクター、ワイヤーハーネス、ワイヤーハーネスユニット、自動車電子、新エネルギー車用部品の6つの工程技術研究センターを保有) を含む6拠点で研究開発活動を実施している。

-上海に研究開発センターを保有。自動車用エレクトロニクスや配電システムの研究を行う。