三井金属アクト (株) 2016年3月期までの動向

近年の動向

海外事業

<メキシコ>
-2015年9月、同社はメキシコで生産ラインの自動化を進める。海外では2016年から17年までの2年間で合計100億円の投資を計画しており、メキシコに重点的に投資する。米国の旺盛な需要を背景に、メキシコではドアロックの生産を増やしているが、人件費の高騰により、コストも増加している。自動化の推進によってコスト増を抑え、安定した生産体制を整える。(2015年9月7日付日刊自動車新聞より)

-2012年6月、メキシコでドアロックをはじめとする自動車用機能部品を製造すると発表。北米と中南米の自動車市場の成長が見込まれるため、メキシコでの生産・販売体制を強化する。2013年7月から製造する予定。従来客先対応窓口であったGECOMメキシコを、ドアロックなどの自動車用機能部品を製造する子会社として活用する。GECOMメキシコは、三井金属アクトの米国子会社GECOMの子会社。GECOMメキシコは、社名をMitsui Kinzoku ACT Mexicana, S.A. de C.V.に変更。資本金は380万米ドルで、三井金属アクトが99.9%、GECOMが0.1%出資する。 (2012年6月21日付日刊自動車新聞より)

<インドネシア>
-2013年3月、インドネシアのカラワン県に新会社PT. Mitsui Kinzoku ACT Indonesia設立。ドアロックをはじめとする自動車用機能部品を製造する。 (2012年12月25日付日刊自動車新聞より)

<中国>
-2011年、同社は2012年4月に中国上海市において子会社「三井金属愛科特 (上海) 管理有限公司 [Mitsui Kinzoku ACT (Shanghai) Management Co., Ltd.]」を設立すると発表。資本金は2.1百万米ドルで、同社の全額出資による。ドアロックをはじめとする自動車用機能部品の販売、研究開発、調達、品質保証、管理業務を行う予定。 (2011年12月22日付プレスリリースより)

<インド>
-2011年、三井金属鉱業は、グループ会社の三井金属アクトがインドChennaiに販売子会社「Automotive Components Technology India Private Limited (ACT India)」を設立すると発表。投資額は30百万ルピー (約55百万円)。2011年6月27日に設立を予定している。 (2011年6月15日付プレスリリースより)

研究開発拠点

-日本、米国、欧州、アジアに研究開発拠点を保有:

  • 日本 神奈川県
  • 日本 栃木県
  • 日本 愛知県
  • 米国 デトロイト
  • フランス パリ
  • 中国 上海
  • 韓国 安養