Anqing Huanxin Group Co., Ltd. [安慶環新集団有限公司] 2013年12月期の動向

ハイライト

審査合格

-2013年5月、子会社「安慶帝伯格茨缸套有限公司」は上海汽車の審査に合格したと発表。今回の審査は、増設した4号鋳造ラインの生産プロセスについてのもの。(2013年5月31日付けプレスリリースより)

-2013年5月、子会社「安慶帝伯格茨缸套有限公司 (略称ATGL)」はドイツVW、北京VW、上海VWによる審査を受け、これに合格したと発表。ATGLは、VWのティア2サプライヤー。同社が生産するEA111およびEA211シリンダーライナーはVWのダイカスト製品サプライヤーの上海皮爾博格有色零部件有限公司 (Kolbenschmidt Pierburg Shanghai Nonferrous Components Co., Ltd.) と利優比圧鋳 (常州) 有限公司 (Ryobi Die casting Changzhou Co., Ltd.) に供給されている。2013年に供給開始以降、この2品種の月間平均供給量は40万個に達している。(2013年5月14日付けプレスリリースより)

設備投資

国内投資

-陝西省政府および韓国のバッテリーメーカー三星SDIと、西安に電気自動車用バッテリー工場を建設することで了解覚書 (MOU) を締結したと発表。2014年4月末に合弁会社を設立し、同年下半期に工場着工、2015年の稼働開始を予定している。本事業には今後5年間で約600百万米ドルが投資される予定。三星SDIはリチウム電池のトップメーカー。世界で四分の一以上のシェアを占めており、BMW、VW、Chryslerなどにリチウムイオン電池を供給している。(2014年3月7日付プレスリリースより)

-子会社「安慶帝伯格茨缸套有限公司」 は、同社5本目のアル鋳造生産ラインの建設を開始。工期は4か月前後。2014年3月末の竣工を予定している。完成後、同社のアルミシリンダーライナー年産能力は36百万個に達する見込み。(2013年11月27日付けプレスリリースより)

-子会社「安慶帝邁徳活塞環製造有限公司」は2013年新しい生産拠点の建設を完了。主に内燃機関用ピストンリングの研究開発、生産を行う。(2013年11月7日付けプレスリリースより)