■合弁子会社設立
-2006年9月、帝国ピストンリング、大連鼎鑫特鋼製品有限公司 と合弁で遼寧省大連市大連経済開発区に金型用線材、ﾓｰﾀｰ用軸材の生産子会社「大連伯新特鋼製品有限公司(Dailian Boxin Special Steel Products Co., Ltd.)」を設立。投資総額10.0百万ドル、登録資本金6.0百万ドル、出資比率は同社23.2%、帝国ピストンリング 34.8%、大連鼎鑫特鋼製品有限公司42.0%。

-2006年10月、ドイツScherdel社 と合弁で安徽省安慶市にピストンリング用スプリングの生産子会社「安慶謝徳爾汽車零部件有限公司 (Anqing Scherdel Automobile Parts Co., Ltd.)」を設立。投資総額600万ユーロ、登録資本金3.0百万ユーロ、出資比率は同社40%、Scherdel 60%。2007年4月、工場建設を開始。

■PVD処理ライン
-2004年6月、子会社「安慶帝伯格茨活塞環有限公司」が帝国ピストンリングより導入したPVD (物理的蒸着法）処理ラインが稼働開始。このPVD技術は帝国ピストンリングが特許を持つもので、中国で唯一のピストンリングPVD処理ラインとなる。このラインでPVD処理されたピストンリングは天津トヨタ、広州ホンダの新型エンジンに搭載される。

■新工場稼動
-2005年1月、子会社「安慶帝伯格茨活塞環有限公司」の安慶技術開発区ピストンリング新工場が生産を開始した。同新工場は帝国ピストンリング、Federal-Mogul、安慶環新集団(Anqing Huanxin Group)の3社が25百万ドルを増資し、2004年6月より建設を進めていたもの。