China Shipbuilding Industry Group Power Co., Ltd.[中国船舶重工集団動力股份有限公司] (旧 風帆股份有限公司) 2017年12月期の動向

業績

(単位:百万元)
2017年12月期 2016年12月期 増減率 (%) 要因
売上高 23,147.10 22,305.28 3.77 -経営努力を重ね、技術研究開発力及びハイエンド設備による製造の強みを発揮し、売り上げが増加。
営業利益 1,463.92 1,167.01 25.44
経常利益 1,549.65 1,284.66 20.63
純利益 1,282.77 1,041.77 23.13

審査合格

-国内で唯一、同時にBenz、BMW、VW、GMなど国際的カーメーカーの中・高級モデルにスタート・ストップバッテリーを供給。(2017年アニュアルレポートより)

-同社のAGMバッテリーがBenzおよびBMWによる最終の現場審査を受け、これに合格。独BenzへAGMバッテリーを供給するのは中国内では同社が初めて。(2017年1月20日付けプレスリリースより)

戦略提携

-上海新池新能源科技有限公司 [Shanghai SIMBATT Energy Technology Co., Ltd.] (SIMBATT) と戦略的提携の協定書を結び、SIMBATTの指導の下、高性能グラフェン鉛酸蓄電池、リチウム電池を開発すると発表。両社は新エネルギー材料であるグラフェンとバッテリーの分野で提携し、研究開発と事業化を共同で行う。(2016年5月16日付け会社公告より)

-同済大学[Tongji University] と車載電源システム分野で提携し、上汽GM向け48Vハイブリッド用駆動リチウム電池を開発。第1回目の電池モジュールサンプルを提出。(2016年アニュアルレポートより)

-2016年末、風帆-上海大学先進技術共同イノベーションプラットフォームを設立し、米国技術会社とPbC電池(Lead-Carbon. Battery:鉛カーボン電池)、双極電池の提携合意書に署名。(2016年アニュアルレポートより)

研究開発費

2017年12月期
(百万元)
2016年12月期
(百万元)
2015年12月期
(百万元)
研究開発費用 535.32 581.98 324.62
研究開発費用の売上高に占める割合(%) 2.31 2.81 5.64

研究開発拠点

-国家レベルの技術センター、風帆技術中心 [Fengfan Technical Center] を保有。その下部組織としてスターターバッテリー研究センターとリチウム電池研究センターを置く。

-新エネルギー動力電池R&Dセンターを保有。

-建設を請け負った「河北省動力電池エンジニアリング研究センター」が、河北省科学庁、財政庁、発展改革委員会が組織した専門家たちによる検収に合格し、正式に省クラスのエンジニアリング研究センターに認定された。(2016年7月25日付けプレスリリースより)

研究開発活動

-2016年、自主開発したAGM68Ah、EPB69Ahバッテリーが独VW実験室の試験に合格し、供給開始。AGM92Ahバッテリーが性能試験に合格。

主な設備投資プロジェクト (2017年12月時点)

(単位:百万元)
プロジェクト 予定投資額 2017年投資額 進捗状況(%)
風帆自動車用動力電池研究開発センター建設 480.00 0.007 0.01