ハンコックタイヤ_2009年12月期の動向

ハイライト

2009年12月期のハイライト

業績 (単独) (単位:百万ウォン)
- 2009年
12月期
2008年
12月期
増減率 備考
売上高 2,811,860 2,644,236 6.3% 国内で超高性能(UHP)タイヤの売上が増加したほか、輸出も好調が継続。

2009年12月期、OEタイヤの販売本数は前年度に比べて4%増加。
営業利益 348,445 256,383 35.9% -
純利益 350,886 25,412 1,280.8% -

 

業績 (連結)

2009年12月期におけるタイヤ部門の業績を発表。グローバル売上高が4兆8,099億ウォンを記録し、前年度比18.0%の増収となった。また、営業利益は5,493億ウォン(同380.9%増)で、過去最高を更新した。アジアでは韓国でのUHPタイヤ拡販、中国でのOE納入増加などが大きく影響。また、欧州でもAudiやVolkswagenからの受注により、売上が拡大した。なお、2010年12月期は売上高5兆954億ウォン、営業利益5,502億ウォンを目標に置いている。(2010年1月18日付プレスリリースより)

受注

-Audi
UHP(超高性能)タイヤ「Ventus S1 evo」をAudiに納入すると発表。ドイツで販売される「A3」、「A3 Sportback」、「A3 Cabrio」が対象。同社は2008年よりAudiの中国モデル向けにタイヤを供給しているが、ドイツ工場への納入は今回が初めてとなる。(2009年6月4日付プレスリリースより)

-Volkswagen
VW向けに「Optimo H725A」タイヤの納入を開始した。メキシコのPuebla工場で生産される「Jetta」「Jetta SportWagen」「New Beetle」が対象モデル。これにより同社は、VWへのOE供給を米国とカナダで大幅に拡大することになる。(2009年4月15日付プレスリリースより)

開発動向

研究開発体制

拠点 所在地
中央研究所
(Main R&D Center)
韓国
大田(Daejeon)市
Akron Technical Center 米国
オハイオ州
China Technical Center
(CTC)
中国
浙江省
嘉興(Jiaxing)市
Europe Technical Center
(ETC)
ドイツ
ハノーバー
Japan Technical Liaison office
(JTC)
日本
大阪府

研究開発費 (単独)

(単位:百万ウォン)
- 2009年12月期 2008年12月期 2007年12月期
金額 95,269 85,846 83,243
対売上高比率 3.4% 3.2% 3.7%

設備投資

設備投資額

-2010年12月期は生産能力拡大等に、計183,771百万ウォンを投資。

-2011年12月期は計321,594百万ウォンの投資を予定。これには生産設備の新設・増設のための51,311百万ウォンが含まれる。

 

投資計画

-ハンガリー
今後2年間で、ハンガリー工場に230百万ユーロを投資すると発表。これにより、同工場の生産能力は2011年までに年間500万本から1,000万本に拡大する見込み。(2009年9月10日付プレスリリースより)