Guangzhou Automobile Group Component Co., Ltd. [広州汽車集団零部件有限公司] 2012年12月期の動向
ハイライト
合弁企業
-広州広汽荻原模具冲圧有限公司 (Guangzhou GACC Ogihara Dies Co., Ltd.) は2012年6月13日、スタンピングプレスラインB、Cラインのプレス稼働開始を祝う式典を行った。同社は広汽乗用車および広州汽車零部件公司の協力の下、約1年半を費やし、このプレスの製造から据付までを行った。このプレスの稼働により同社の生産能力は20万台分に拡大された。(2012年9月27日付けプレスリリース)-広州汽車集団零部件有限公司とオギハラの合弁会社「広州広汽荻原模具冲圧有限公司 (Guangzhou GACC Ogihara Dies Co., Ltd.)」は2012年6月、広汽ホンダより「ML決定通知書」を受領、広汽ホンダの一級サプライヤーとして2014年型新奥徳賽 (Odyssey) 向け部品の開発と供給を行う事になった。これは広汽乗用車、広汽三菱向けに続くもの。(2012年9月27日付けプレスリリースより)
-スタンレー電気は、中国の湖北省武漢 (Wuhan) において、新会社「武漢斯坦雷電気有限公司 (Wuhan Stanley Electric Co., Ltd.)」を設立したと発表。自動車用照明製品、電子機器製品、金型などの開発・製造・販売を行う。工場面積は約32,000平方メートルで、2013年1月に完成予定。資本金は30百万米ドル。出資比率は広州斯坦雷電気50%、斯坦雷電気 (中国) 投資35%、広州汽車集団零部件15%。2014年度12月期の売上額は約85億円を見込んでいる。(2011年11月28日付プレスリリースより)
-Magna International傘下のCosma International (ボディー・シャシーシステム製造)と広州汽車集団零部件は、中国に合弁会社を設立すると発表。新会社の名称は「長沙卡斯馬汽車公司 (Changsha Cosma Automotive)」で、湖南省長沙 (Changsha) 市に本拠を置く。工場を新設し、ボディー・シャシー主要部品および構造組立部品の生産を行う。フル稼働時で従業員500名から600名を雇用する予定。2011年中に着工開始し、2012年の稼動を目指す。同工場では、まず広汽菲亜特 (GAC-Fiat) 向けに生産を行う計画。(2011年5月10日付プレスリリースより)
DDCT(乾式デュアルクラッチトランスミッション)
-広州汽車集団零部件有限公司、Fiat、杭州前進歯輪集団公司の3社による合弁会社「杭州依維柯汽車伝動技術有限公司」は、Fiatから生産許可を得て DDCT (乾式デュアルクラッチトランスミッション) を生産する。総額22.69億元を投じてFiatからの技術導入と生産能力の増強を行うことで株主3社が合意した。生産開始予定は2013年。最終的には年産量50万台を目指す。(2011年6月7日付け各種リリースより)新工場
-湖南省長沙市で広汽長豊汽車と広汽Fiatへの部品供給拠点建設のプロジェクトを始動。(2010年11月22日付プレスリリースより)企業買収
-2010年3月、梅州强華汽車電器有限公司 (GAC-QH (Meizhou) Auto Electric Co., Ltd) の株式45%を4050万元で買収した。梅州强華では主にジェネレーターおよびスターターを生産。(広州汽車グループ年報より)R&D
製品開発
DDCT(乾式デュアルクラッチトランスミッション)-広州汽車集団零部件 有限公司、Fiat、杭州前進歯輪集団公司の3社による合弁会社「杭州依維柯汽車伝動技術有限公司」は、Fiatから生産許可を得て DDCT (乾式デュアルクラッチトランスミッション) を生産する。総額22.69億元を投じてFiatからの技術導入と生産能力の増強を行うことで株主3社が合意した。生産開始予定は2013年。最終的には年産量50万台を目指す。(2011年6月7日付け各種リリースより)