Dura 2007年度(2007年12月期)の動向

ハイライト

百万ドル 2007年
12月期
2006年
12月期
増減率 要因
売上 1,895 1,759 7.7 以下に記載

要因
- 欧州の売上高が、全体の売上増に寄与。北米の売上減により一部相殺。
- 売上増に主に寄与したのは、ドル安ユーロ高による為替差益の97百万ドル。
- 売上増の他の要因として、値上げ、製品ミックスの恩恵、新製品立上げや既存製品の増産による販売増が挙げられる。
- 工場閉鎖、大口顧客3社(GM、Ford、クライスラー)の北米生産台数減の影響により、売上増は一部相殺。
- 米国での記録的なガソリン価格高騰を受けて、ビッグスリーのピックアップトラックやSUVの生産台数は大幅減。これらビッグスリーの生産台数減や、Lear社がGMT 800/GMT 900向け部品供給プログラムにおいてシートアジャスター内製化したことなどにより、2006年・2007年の新規生産額は大幅減少。

開発動向

技術提携
・成長を続けるインドおよび他のアジア諸国の市場に自動車部品の先端技術を投入すべく、インド・バンガロール(Bangalore)に本拠をおくAditya Auto Products and Engineering Pvt. Ltd.と、技術提携契約を締結したと発表。同社は、Aditya に、ペダル、ハンドブレーキ、シフトレバー、スペアタイヤキャリー等の生産技術を供給する。Aditya は、インドに拠点をおくOEメーカー向けに同社から供給される先進技術を駆使した部品の生産と現地でのサポート業務を行う。2008年度の第1四半期までに両社の技術提携による自動車部品の生産が開始される見通し。同社はインド現地企業との業務提携を通じ、近隣アジア諸国の自動車市場に進出するための基盤を構築する。(2007年4月23日付プレスリリースより)

設備投資

設備投資額
(単位:百万ドル) 2007年12月期 2006年12月期 2005年12月期
全社 66 83 61
自動車部門 N.A. 77 56