- ホーム
- 部品メーカー情報
- 主要部品メーカーレポート
- Cooper-Standard Holdings Inc.
- Cooper-Standard Holdings Inc. 2016年12月期の動向
Cooper-Standard Holdings Inc. 2016年12月期の動向
|
2016年12月期 |
2015年12月期 |
増減率 (%) |
要因 |
売上高 |
3,472.9 |
3,342.8 |
3.9 |
1) |
純利益 |
140.4 |
111.8 |
25.6 |
- |
地域別売上高 |
-北米 |
1,816.5 |
1,778.6 |
2.1 |
2) |
-欧州 |
1,031.5 |
1,033.6 |
(0.2) |
3) |
-アジア太平洋 |
540.7 |
435.1 |
24.3 |
4) |
-南米 |
84.2 |
95.4 |
(11.7) |
5) |
要因
1) 売上高
-2016年12月期の売上高は前年比3.9%増の3,472.9百万ドル。為替の影響 (56.5百万ドル減)、南米での販売減、2015年のハードコート樹脂外装トリム事業の売却によって一部相殺されたものの、北米、アジア太平洋地域での販売量の増加とプロダクトミックスの改善に加え、最近の事業買収および合弁会社の連結子会社化が寄与した。
2) 北米売上高
-2016年12月期の売上高は前年比2.1%増の1,816.5百万ドル。為替の影響 (23.8百万ドル減) と販売価格の下落によって一部相殺されたものの、販売量の増加、プロダクトミックスの改善、最近の事業買収が売上増に寄与した。
3) 欧州売上高
-2016年12月期の売上高は前年比0.2%減の1,031.5百万ドル。販売量は増加したが、販売価格の下落と為替の影響 (2.0百万ドル減) が減収要因。
4) アジア太平洋売上高
-2016年12月期の売上高は前年比24.3%増の540.7百万ドル。為替の影響 (26.8百万ドル減) によって一部相殺されたものの、販売量の増加、最近の事業買収、合弁会社の連結子会社化が貢献した。
5) 南米売上高
-2016年12月期の売上高は前年比11.7%減の84.2百万ドル。販売量の減少および為替の影響 (3.8百万ドル減) が減収要因となった。
買収
-AMI Industriesの自動車用燃料・ブレーキシステム事業および関連会社を取得することで合意したと発表した。2016年8月15日付で北米事業を取得。中国事業の買収には当局の承認が必要となる。AMI Industriesは2000年に設立され、農業、建設、自動車、大型トラック、船舶などの産業向けにチューブ製品を供給してきた。2008年に燃料・ブレーキシステムへ事業を拡大。米国ミシガン州を本拠とし、ミシガン州、インディアナ州、中国に生産工場を有する。(2016年8月15日付プレスリリースより)
|
2016年12月期 |
2015年12月期 |
2014年12月期 |
合計 |
117.8 |
108.8 |
102.0 |
研究開発体制
-世界13カ所に設計、エンジニアリング拠点を持つ。
研究開発拠点
-インドのマハラシュトラ州Puneにインド本社および技術センターを開設したと発表した。これまでのウッタル・プラデーシュ州のSahibabad拠点から、6,000平方フィートの新拠点へ移転している。新拠点では従業員約40名が勤務し、シーリング部品およびフューエル・ブレーキデリバリーシステムの設計を行う。(2016年8月26日付プレスリリースより)
|
2016年12月期 |
2015年12月期 |
2014年12月期 |
北米 |
61.3 |
64.9 |
68.1 |
欧州 |
57.1 |
46.8 |
77.0 |
アジア太平洋 |
33.8 |
43.3 |
21.3 |
南米 |
2.1 |
2.8 |
11.8 |
消去他 |
10.1 |
8.5 |
13.9 |
合計 |
164.4 |
166.3 |
192.1 |
海外投資
<中国>
-中国の江蘇省淮安 (Huai'an) と重慶 (Chongqing) に新工場を建設したと発表した。重慶工場の面積は約18,000平方メートルで、従業員数は200名。Ford、Mercedes-Benz、Volvoなどの顧客向けに、フルイドトランスファーシステム、フューエル・ブレーキデリバリーシステム、シーリングシステムを生産する。また、1月には淮安でイノアックとの合弁会社を開設した。淮安工場は、フルイドトランスファーシステムの生産・開発を行い、Cooperが中国やその他アジア市場での地位を確立するためのハブ工場となる。(2016年2月2日付プレスリリースより)