Superior Industries International 2009年12月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万ドル)
  2009年12月期 2008年12月期 増減率(%) 要因
売上高 418.8 754.8 (44.5) 1)
総利益 (10.1) 6.5 - -

要因
1)
-2009年12月期のアルミホイールの売上高は、前年度の738.4百万ドルから408.9百万ドルへ、329.5百万ドル、45%の減少。出荷数は、7.2百万個と前年度の10.4百万個から3.2百万個、31%減。ホイールの平均販売価格は、前年度と比べ20%減。アルミの平均転嫁価格が16%下がったため。平均販売価格は、アルミ価格の変動により81.4百万ドル減。出荷数の落ち込みにより228.2百万ドル減。ホイールの売上減少の残りの要因は製品ミックスの変化。

-2009年12月期のFordへの出荷比率は、前年度の26%から35%と増加。GMは39%から34%、Chryslerは15%から13%、米国以外の顧客向けは20%から18%とそれぞれ減少した。

<米国>
-2009年12月期の米国のの連結売上高は、134.3百万ドルと前年度の406.3百万ドルから272.0百万ドル、67%の減少。出荷数が58%減少したことやアルミの価格転嫁縮小による平均販売価格の低下が要因。2008年12月と2009年6月に米国のKansas工場とCalifornia工場をそれぞれ閉鎖し、メキシコ工場へ生産をシフトした。出荷数や売上の減少は、自動車や小型トラックへの需要縮小や米国からメキシコへ生産をシフトしたことが要因。

<メキシコ>
-2009年12月期のメキシコでの売上高は、272.9百万ドルと前年度の330.8百万ドルから57.9百万ドル、18%の減少。アルミの価格転嫁縮小による平均販売価格の低下が要因。出荷数が増加したことにより4%相殺した。為替レートは、前年度と比べ約19%損。


工場閉鎖

-小型車需要の低迷を受け、米国カリフォルニア州のVan Nuys工場を閉鎖すると発表。Van Nuys工場はOEM向けにアルミホイールを供給している。同工場は2009年第2四半期末までに閉鎖される予定。(2009年1月13日付プレスリリースより)

開発動向

研究開発費

(単位:百万ドル)
  2009年12月期 2008年12月期 2007年12月期
合計 3.1 4.7 6.3


研究開発拠点

名称 所在地 事業内容
エンジニアリングセンター アーカンソー州
Fayetteville
研究、開発、製造に関するニーズに対応
テクニカルセンター ミシガン州
Detroit
主要顧客の本社やエンジニアリング、購買オフィス近くの中心に位置し、エンジニアリングスタッフが対応。