Superior Industries International 2008年12月期の動向

ハイライト

業績 (単位:百万ドル)
  2008年12月期 2007年12月期 増減率(%) 要因

売上高

754.9 956.9 (21.1) 1)

総利益

6.6 32.5 (79.7) -

要因

1)
-売上高は、前年度956.9百万ドルから、202.0百万ドル減少(-21%)し、754.9百万ドル。アルミホイール売上は前年度944.5 百万ドルから206.1百万ドル減少(-22%)し738.4百万ドル。製品出荷量では22%の減少。製品ミックスでは大きな変化がなかったため、ホイールの平均単価は前年比並。ホイール開発に伴う売上は、16.5百万ドル(前年は12.4百万ドル)。

-自動車メーカーへの製品出荷量のうち、Ford およびGM向けの比率は、65%(2007年度:68%)。Chrysler 向けの割合は、13%から15%へと増加。また、米国以外の顧客向けは前年の19%から20%へと増加。


リストラクチュアリング

-2008年8月、Kansas州 Pittsburg市のホイール生産工場の閉鎖と、北米内の工場従業員削減を発表。削減案では、約665名の従業員がレイオフされ現在空席の90のポストを廃止するとしている。また、2009年1月には、California州Van Nuys市のホイール生産工場の閉鎖を発表。同工場の従業員290名が解雇される。Kansas州の工場では2008年12月に生産を中止、California州の工場は2009年6月に生産を止める。こうした一連の工場閉鎖は、同社の主要顧客の生産工場閉鎖と、特に小型トラック・SUVプラットフォームをはじめとする生産量の大幅削減に呼応する生産合理化策の一環である。

開発動向

研究開発費 (単位:百万ドル)
  2008年12月期 2007年12月期 2006年12月期
合計 4.7 6.3 6.8


研究開発体制
-アーカンソー州Fayettevilleのエンジニアリング拠点が、製造上の研究開発ニーズに対応。また、ミシガン州Detroitにテクニカルセンターを保有。大手納入先の本社、エンジニアリング、購買オフィスの近郊にありエンジニアリングスタッフが対応。