Superior Industries International 2007年度(2007年12月期)の動向
ハイライト
業績
(単位:百万ドル) | 2007年度 | 2006年度 | 増減率(%) | 要因 |
売上高 |
956.9 | 789.9 | 21.1 | 下記 1)参照 |
総利益 |
32.5 | 8.7 | 373.5 | 下記 2)参照 |
要因
1)
-売上高は、前年度789.9百万ドルから、167.0百万ドル増加(+21.1%)し、956.9百万ドル。ホイールプログラム開発の売上は、12.4百万ドルに減少した一方、アルミホイール売上は174.4百万ドル増加して945.5百万ドルを達成。製品出荷量では23%の伸びとなった。同年度のホイールの平均販売価格は約12%あがったが、これは主として製品ミックスが大型高価格ホイールへと継続的にシフトしたことによる。
-自動車メーカーへの製品出荷量のうち、Ford およびGM向けの比率は、68%(2006年度:69%)を占めた。Chrysler
向けの割合は、16%から13%へと減少。また、アメリカ以外の顧客向けは前年の15%から19%へと増加。
2)
-2006年度の売上総利益は、増収で32.5百万ドルを達成。売上利益率は3.4%。ただし、この数字には、メキシコのホイール新工場の立ち上げ費用10.1百万ドルがコスト要因として含まれている。新規ホイールプログラムの高度化と、新たな事業買収に伴い、ホイールプログラムの開発費は前年にくらべ、4.5百万ドル増加した。この増加分は、純利益の中でコストとして織り込んであるが、出荷量の10%増加や生産効率向上によって十二分に相殺された。また、2007年の工場稼働率は向上し、メキシコChihuahua工場では大型アルミホイールの生産量が順調に増加。
開発動向
研究開発費用
(単位:百万ドル) | 2007年度 | 2006年度 | 2005年度 | 2004年度 |
研究開発費用 | 6.3 | 6.8 | 9.6 | 12.9 |
研究開発体制
-カリフォルニア州Van Nuys及びアーカンソー州Fayettevilleのエンジニアリング拠点が、製造上の研究開発ニーズに対応。また、ミシガン州Detroitにテクニカルセンターを保有。大手納入先の本社、エンジニアリング、購買オフィスの近郊にあってエンジニアリングスタッフが対応。