THN Corporation [(株)THN] 2013年12月期までの動向

ハイライト

近年のハイライト

業績 (連結)

(単位：百万ウォン)

	2013年 12月期	2012年 12月期	増減率 (%)	備考
売上高	225,496	162,925	38.4	-
営業利益	(20,564)	(12,347)	-	-
当期純利益	(26,701)	(10,089)	-	-

子会社・関連会社

<パラグアイ>
-2013年1月、パラグアイにTHN Paraguay S.A.を設立した。出資比率はブラジル子会社のTHN Auto Parts Manufacturing Brasil S.A.が90.6%、JSN Corporationが9.4%。新会社はパラグアイのItaugua市にワイヤーハーネス工場を建設する計画。(2013年8月29日付プレスリリースより)

<ブラジル>
-2010年1月、THN Auto Parts Manufacturing Brasil S.A.を設立。現代自動車のブラジル新工場向けに、2012年9月よりワイヤーハーネスを生産する計画。

<中国>
-2011年10月、瑞翔電子装配有限公司[Weihai Rixon Electronic Assemble Co., Ltd.]の持分40.0%を取得。同社は山東省の威海 (Weihai) 市に位置し、ワイヤーハーネスの製造を行っている。

-2007年1月、遼寧省に「遼寧三円電装有限公司」を設立。ワイヤーハーネスの製造を行う。出資比率は同社が82.8%、瀋陽三明工貿有限公司が17.2%。

-2006年7月、テウォン特殊電線 (韓国) との折半出資により、山東省・膠南 (Jiaonan) 市に「青島D.H電線有限公司」を設立。ワイヤーハーネスの製造を行う。

-2004年7月、山東省・膠南 (Jiaonan) 市に「青島三承電装有限公司」を設立。ワイヤーハーネスの製造を行う。同社の出資比率は100.0%。

受注

-現代自動車「Santa Fe」、「Tucson ix」、「Genesis Coupe」、「Avante XD」、「Veloster」に部品を供給中。

開発動向

研究開発体制

-1989年10月、大邱 (Daegu) 市に技術研究所を設立。2001年に忠清北道の清州 (Cheongju)、2007年には京畿道の義王 (Uiwang) 市へ移転。

-現代自動車の南陽 (Namyang) 研究所に研究スタッフを派遣し、ワイヤーハーネスの設計を行っている。

研究開発費

(単位：百万ウォン)

	2013年12月期	2012年12月期	2011年12月期
金額	4,643	3,714	2,810
対売上高比率	2.1%	2.3%	1.9%

研究開発実績

	研究課題	研究機関	主な研究成果
2013年12月期	大容量IPSを活用した室内スマートジャンクションボックス	同社	-設計能力の確保。 -大容量負荷制御技術の確保。 -先行開発による開発費用の削減。
2012年12月期	IPDM (インテリジェント・パワー・ディストリビューション・モジュール)	同社自動車部品研究院 [KATECH]	-ゲートウェイ設計品質の向上。 -先行設計による開発費用の削減。 -統合検証仕様の開発による日程短縮。
2012年12月期	大容量IPを活用したシステム最適化に関する研究	同社現代・起亜自動車	-電子素材の採用による設計品質の向上。 -システム統合、最適化。
2011年12月期	FlexRay採用スマートジャンクションボックス	同社韓国・啓明大学校 [Keimyung University]	-車載LAN規格「FlexRay」を採用した応用製品の開発スケジュールが短縮化される見込み。