(株) ファインシンター 2012年3月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位:百万円) |
2012年 3月期 |
2011年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 33,356 | 34,466 | (3.2) | - |
営業利益 | 1,228 | 2,285 | (46.3) | - |
経常利益 | 1,262 | 2,072 | (39.1) | - |
純利益 | 2,138 | 1,061 | 101.5 | - |
粉末冶金製品事業 | ||||
売上高 | 31,386 | 32,548 | (3.6) | -東日本大震災の影響から、年度前半に主要顧客からの自動車用部品の受注が激減したことが影響し、減収。 |
営業利益 | 2,281 | 3,399 | (32.9) | - |
>>>次年度業績予想 (売上、営業利益等)
2013年3月期の見通し |
(単位:百万円) |
2013年3月期 (予想) |
2012年3月期 (実績) |
増減率 (%) |
|
売上高 | 35,400 | 33,356 | 6.1 |
営業利益 | 2,200 | 1,228 | 79.2 |
経常利益 | 2,100 | 1,262 | 66.4 |
当期純利益 | 1,200 | 2,138 | (43.9) |
開発動向
研究開発費 |
(単位:百万円) |
2012年3月期 | 2011年3月期 | 2010年3月期 | |
全体 | 241 | 240 | 248 |
研究開発体制
粉末冶金事業-自動車部品の研究開発は、技術開発センターと生産技術部が中心となって行っていたが、2010年1月の組織改編で開発生技部として一体化した。
-トヨタ自動車株式会社と技術連絡会を発足し、焼結部品の開発方針と役割分担を明確化し開発を推進。
研究開発活動
材料開発-原価低減を狙いとした高強度焼結材料のレアメタルレス材料の開発が完了。また、危機管理のため2社以上から選択できる原料のラインナップ化などもグローバルで取り組んでいる。
バルブシート材料
-中負荷エンジンへの切り替え完了に向け、継続的に研究開発を実施。
新開発
-ターゲットを模索するため、焼結冷間鍛造、磁性材などの基礎特性調査を実施。
設備開発
-スリムな一貫生産ラインとした革新ラインでのアブソーバー部品の量産化が完了。今後は同ラインを海外展開する予定。
設備投資
設備投資額 |
(単位:百万円) |
2012年3月期 | 2011年3月期 | 2010年3月期 | |
全体 | 2,297 | 1,986 | 1,146 |
粉末冶金製品事業 | 2,229 | 1,963 | 1,142 |
-粉末冶金製品事業では、建物で159百万円、構築物で4百万円、機械装置で811百万円、車両運搬具で1百万円、工具器具備品で822百万、その他で430万円の投資を実施。
設備の新設 |
(2012月31日現在) |
会社名 事業所名 |
所在地 | 事業 | 投資予定金額 | 着手 | 完了 | 完成後の 増加能力 |
Thai Fine Sinter Co., Ltd. | タイ ラヨン県 |
粉末冶金製品製造設備および建屋増設 | 700百万バーツ | 2011年 7月 |
2013年 12月 |
生産能力 20%増 |