東京ラヂエーター製造 (株) 2011年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2011年
3月期
2010年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 26,836 17,710 51.5 -トラック業界で新興国を中心に需要が増加し、国内市場においてもエコカー減税等により前連結会計年度に比べ大幅に売上高が増加。東日本大震災以後、電力不足やサプライチェーンの混乱などによるトラック、産業・建設機械業界主要顧客の生産減少の影響により売上高が低迷し、先行きは不透明。
営業利益 2,044 60 3306.7 -売上高の増加と全社的な原価低減活動を強力に進めたことによる。
経常利益 2,241 88 2701.3 -
当期純利益 1,470 (181) - -

>>>次年度業績予想(売上、営業利益等)

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2011年3月期 2010年3月期 2009年3月期
全社 120
118 195
-今年度の研究開発は主に熱交換器関係で、金額は1億20百万円(日本セグメント)。

研究開発活動

-世界の法規規制、市場動向及び顧客ニーズに適合した製品開発を行い、環境にやさしく、より豊かな社会の発展に貢献する活動を行っている。
-ディーゼルエンジン排気ガス規制及び燃費低減にも対応したEGRクーラ、インタークーラ及びSCRタンク(尿素水タンク)の高性能化、信頼性の向上、コスト低減を実現し、国内及び海外の顧客に採用されている。
-基盤技術としての伝熱解析、構造解析、流体解析等に加え、熱マネージメントによるシステム開発に取り組み、システムでの最適化提案を可能とする実験評価設備の充実を図る。
-中国・新興国向けについても市場のニーズを調査しベンチマークの下、現地最適化製品の仕様を積極的に提案していく。

技術援助契約

(2011年3月31日現在)

会社名 契約内容 契約期間
Thai Radiator Mfg. Co., Ltd.
(タイ)
ラジエーター、燃料タンクの製造技術 1982年5月1日 - 2011年4月30日まで
PT. Selamat Sempurna
(インドネシア)
ラジエーター、燃料タンクの製造技術 1979年4月11日 - 2011年4月10日まで

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2011年3月期 2010年3月期 2009年3月期
全社 590
1,044 2,089

-日本セグメント及び中国セグメントにおいて、ラジエーター製造設備、EGRクーラー製造設備の新設、現有設備の改修、更新及び生産性向上を目的とした設備投資5億90百万円(日本セグメント 4億92百万円、中国セグメント 1億29百万円、連結消去 31百万円のマイナス)を実施した。

設備の新設

(2011年3月31日現在)

会社名
事業所名
所在地 設備の
内容
投資額
(百万円)
着工 完了
予定
完成後の
増加能力
同社 神奈川県
藤沢市
プレス金型新設・更新 287 2011年
4月
2012年
3月
-