帝都ゴム株式会社 2008年3月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万円) |
2008年 3月期 |
2007年 3月期 |
増減率(%) | 要因 | |
売上高 | 9,294 | 8,098 | 14.8 |
-堅調な輸出を背景に新規受注に努め、主要得意先以外への販売拡大を推進し、自動車産業を核としながら幅広い拡販を行ったことが寄与。 |
営業利益 | 382 | 125 | 204.8 | -市況変動による原材料高騰などの影響があったものの、原価低減を推進した結果、増益。 |
経常利益 | 316 | 84 | 275.0 | |
当期純利益 | (183) | (1,024) | - | -関係会社株式売却損及び製品保証費用の計上等。 |
開発動向
新製品の開発
以下の製品の開発に成功
-燃料蒸散を限りなくゼロ化したフューエルホース
-燃料電池の性能を向上させる燃料電池用水ホース
-従来の性能を維持し環境負荷物質を含まない素材を使用したホース類
技術援助を受ける契約(2008年3月現在)
相手方の名称 | 国名 | 契約の内容 | 契約期間 |
(株)明治ゴム化成 | 日本 | 中高圧ホースの製造技術 | 1989年9月27日より5年間。その後は自動更新 |
主な技術提携(供与)(2008年3月現在)
相手方の名称 | 国名 | 契約の内容 | 契約期間 |
(株)明治ゴム化成 |
日本 |
シーサー社TSプロセスヘッド使用実施権使用の許諾及び補強布入ゴムホースの連続工法(TS工法)製造技術援助 |
1989年9月27日より5年間。その後は自動更新 |
Orion Rubber Mfg. Corp. |
フィリピン |
シーサー社TSプロセスヘッド使用実施権使用の許諾及び補強布入ゴムホースの連続工法(TS工法)並びにブレードホース製造(TBL工法)によるゴムホース製造技術援助 |
1992年2月27日より5年間。その後は自動更新 |
Kasmina
|
ベトナム
|
単層ゴムホースの製造技術援助 |
1998年7月1日より1年間。その後は自動更新 |
外ブレード・中ブレードホースの技術援助 |
2005年3月30日より1年間。その後は自動更新 | ||
スパイラルホースの技術援助 |
2005年3月30日より5年間。その後は自動更新 | ||
Indocarlo |
インドネシア |
オートバイ用のフューエルホース・ブリーザーホース(補強糸無し単層・二層ゴムホース)、および自動車用のウォーターホース(補強糸入りゴムホース)の製造技術援助 |
2004年9月3日より7年間。その後は自動更新 |
自動車用のフューエルホース、マスターバキュームホースの製造技術援助 | 2005年9月30日より7年間。その後は自動更新 |
設備投資
-2008年3月期は、設備の効率化、補修・更新の計画的実施、環境・安全対策及び新車対応を中心に170百万円の設備投資を実施。
設備投資計画(2009年3月期)
-2008年度の設備投資計画は139百万円。
-内訳は、以下の通り。
投資の目的 |
計画金額(百万円) |
合理化 | 19 |
新技術・新工法 | 27 |
補修・更新 | 20 |
芯金・治工具 | 33 |
品質・その他 | 40 |
合計 | 139 |