国産電機株式会社 2009年3月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万円) |
2009年 3月期 |
2008年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 19,109 | 23,516 | (18.7) | -12月以降の急激な販売減少により減少。 |
営業利益 | (722) | 576 | - | -売上高の減少と原材料の高騰が売上総利益を圧迫したことにより減少。 |
経常利益 | (530) | 676 | - | |
当期純利益 | 17 | 359 | (95.3) | - |
電装品部門 | ||||
売上高 | 11,447 | 13,570 | (15.6) | -主力製品の二輪車用・ATV用・汎用エンジンの北米市場低迷による生産調整が響き減少。 |
営業利益 | 14 | 659 | (97.9) | |
発電機部門 | ||||
売上高 | 1,070 | 1,484 | (27.9) | -主力製品の発動発電機の需要が北米市場で回復せず減少。 |
営業利益 | (106) | 56 | - | |
モータ部門 | ||||
売上高 | 6,591 | 8,461 | (22.1) | -主力製品の四輪車搭載パワ-ステアリング用モ-タ、ABS用モ-タが、自動車市場販売不振の影響により顧客各社の生産調整で大幅に減少。 |
営業利益 | (168) | 289 | - |
開発動向
研究開発費 | (単位:百万円) |
2009年3月期 | 2008年3月期 | 2007年3月期 | |
電装品部門 | 131 | 213 | 195 |
発電機部門 | 20 | 14 | 10 |
モータ部門 | 65 | 67 | 67 |
その他 | 9 | 25 | 34 |
合計 | 227 | 319 | 306 |
研究開発活動
電装品部門
-コア・コンピタンスの高効率・高出力ACG・レギュレータ、エンジンに最適な点火・燃料噴射システムの改良。
-二輪車・ATV・雪上車・船外機・汎用エンジン用充電システムの開発、量産化。
発電機部門
-省エネルギー・小型・高効率・静音化を目的に、コア・コンピタンスの永久磁石発電機をベースとした「インバータ高品位発電機」の開発拡販中。
モーター部門
-車輌用として省エネルギー化を目的に、小型・高出力・低コギングタイプの電動パワーステアリング用モータ、更には搭載性の利便性を追及した小型ABSモータを開発中。
-二輪車・特殊車両向けの電動化を目的に、各種モータ/ドライバを開発拡販中。
設備投資
設備投資額 | (単位:百万円) |
2009年3月期 | 2008年3月期 | 2007年3月期 | |
全社 | 578 | 737 | 1,228 |
-電装品合理化生産ライン構築、省力化・IT化を目的とした合理化投資、新製品受注に対応した型投資及び老巧更新投資を実施。
主要な機械設備への投資 | (単位:百万円) |
セグメント | 金額 | 主要設備 |
電装品 | 243 | 電装品合理化設備等 |
モータ | 17 | モータ生産ライン |
設備の新設計画(2009年3月現在)
事業署名 | 所在地 | 設備の内容 | 投資予定額 (百万円) |
着手及び完了年月 | |
着手 | 完了 | ||||
本社工場 |
静岡県 沼津市 |
モーター生産合理化設備 | 382 | 2009年10月 | 2009年12月 |
御殿場工場 |
静岡県 御殿場市 |
電装品生産合理化設備 | 44 | 2009年7月 | 2010年3月 |