サンデンホールディングス (株) 2019年3月期の動向

業績

(単位:百万円)
  2019年
3月期
2018年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 273,934 287,609 (4.8) -自動車機器事業については、欧州を中心に環境車製品の販売増があるものの、米中通商政策等の影響によるアジア・中国の販売減、米国における主要顧客の販売減により減収減益。
営業利益 889 5,469 (83.7)
経常利益 564 4,411 (87.2) -
親会社株主に帰属する当期純利益 (23,060) 4,255 - -

 

研究開発費

(単位:百万円)
  2019年3月期 2018年3月期 2017年3月期
全社 8,818 7,860 7,910
-自動車機器事業 7,544 6,012 5,530

 

研究開発拠点

-ハイブリッド車からプラグインハイブリッド車、電気自動車の開発が加速している中、これらの車輌の変化に対応したコンプレッサー並びにカーエアコンシステムの開発を急務と捉え、日本、米国、およびドイツに所在するサンデンテクニカルセンターおよびフランスの開発部門との連携を強化・継続し、グローバルに展開する開発体制を確立。

 

設備投資額

(単位:百万円)
  2019年3月期 2018年3月期 2017年3月期
全社 13,000 12,400 12,400
自動車機器事業 10,300 10,800 10,800
-日本 4,800 4,500 2,100
-欧州 1,800 2,800 3,100
-北米 1,100 300 700
-アジア 2,500 3,100 4,700

-2019年3月期、自動車機器事業での投資は、主に現地生産化・内製化等を目的に実施された。

 

設備の新設計画

-2020年3月期は、主に生産体制強化および現調化・内製化等を目的とした設備投資を中心として総額13,000百万円の設備投資を予定。このうち自動車機器事業では総額8,500百万円。地域別内訳は以下の通り。

  • 日本:  4,000百万円
  • アジア: 2,000百万円
  • 米州:  1,000百万円
  • 欧州:  1,500百万円

 

事業計画

-2023年度を最終年度とする中期経営計画を策定、以下の中期経営目標を設定。

  • 売上高:3,200億円
  • 売上高経常利益率:5%
  • 株主資本比率:25%